2024/10/11
しっかりスキンケアをしているつもりなのに、全然肌がキレイにならない。
それどころか
- 肌が乾燥する
- 化粧のノリが悪い
- 赤みやざらつきが出る
- ニキビや吹き出物がひどい
なんていうことになっていませんか?
それ、スキンケアを休めという身体からのサインかもしれません。
Contents
メイク・スキンケアが肌を痛めつける可能性
女性は早ければ十代の半ばから化粧を始めます。
二十代になると、ほとんどの女性がそれを習慣化させるようになりますよね。
自然とメイクを学び、クレンジングでそれを落とし、化粧水で水分を補い、美容液で栄養を与え、クリームで保護する。
こういった一連の流れが当たり前のようになります。
しかし、そのメイク+スキンケアが十年、二十年と続くようになると、お肌にとって決して良くはないはずですよね。
20代までは若さでカバーできても、30代、40代になると、しみ・くすみ・しわなど目に見える老化現象が出てきます。
化粧品には、界面活性剤や防腐剤など肌に刺激となる化学物質が含まれているのはご存知だと思います。
でも、これを長期間使い続けた場合の検証がほとんどなされていないのが実際のところです。
なので、こういった成分が、スキンケアにとってマイナスである可能性もあるわけです。
よかれと思って続けてきたことが、実は肌にとって負担になっていたとすると、ちょっと怖いですよね。
メイク・スキンケアのデメリット
メイクや基礎化粧品はある意味、肌にとって異物です。
肌が健康であれば、それら異物が肌に負担をかけても修復してくれます。
しかし、肌が弱い人・敏感な人はメイクや過剰なスキンケアの結果として、肌トラブル(赤みや発疹)を起こすわけです。
そうなると、自分に合うコスメを探し続けることになり、時間とお金を浪費してしまうことになりかねません。
しかも、その結果として良くならないという悪循環に陥ってしまうこともあります。
では、どうすればいいかというと、こういうときこそ『肌断食』が効果的であると言えます。
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トラブルが起こって治らないときこそ『肌断食』を
最も大切なことは、メイクやコスメに頼らない美しい素肌を作ることです。
ですから、肌トラブルが起こったとき、
「メイクをしてもキレイに見えない」
とイライラして欠点を隠そうと頑張りすぎるより、まずは『肌断食』をして素肌をケアすることから始めましょう。
『肌断食』で自分の肌を見極める
具体的には、一旦、メイクやスキンケアを中止し、ぬるま湯洗顔だけで様子を見てください。
職業柄、仕方ない場合もあるでしょうが、クレンジング剤を使わなければ落とせない濃いメイクは肌に大きな負担をかけます。
できれば、メイクは石鹸で落とせる程度のものにしましょう。
洗顔の後は、これまでの知識や習慣は一旦忘れ、何もつけないで素肌の様子を観察してください。
素肌につっぱる感じを覚えても、何も塗らずに待ってください。
しばらくして、肌が自然としっとりしてくる人は、保湿能力が十分にあるということです。
かさつく部分には、不要な添加物が入っていないワセリンなどの保湿剤を一種類だけ塗ってください。
とはいえ、ひどい発疹や腫れなどの場合は、まず皮膚科医に相談する方が良いでしょう。
好転反応としての肌荒れ
『肌断食』を始めると、肌荒れを起こす場合があります。
具体的には、お肌が乾燥します。
これが、好転反応だった場合、しばらくすると乾燥が治まり、しっとりしてきます。
そうでない場合は肌が乾燥し、かゆみや湿疹、腫れが出ます
こうなったときは要注意です。
この場合は、ワセリンを塗って様子を見てください。
一日3回くらいワセリンを塗り、その頻度を徐々に減らすことで良くなった例もあります。
状態を観察しながら進めていくことが大切だということです。
肌断食、4つの方法
ここからは、様子を見るだけの肌断食ではなく、良い方向へ向かわせるための肌断食を4つの方法に分けて具体的に紹介します。
本格的なものから手軽なものまでありますので、ご自身の生活習慣や、肌の状態に合わせて行ってください。
本格派肌断食
宇津木式肌断食(宇津木式スキンケア)として有名になったものです。
【手順と方法】
- 洗顔などでの洗いすぎ、こすりすぎをやめる
- クレンジング、クリーム、乳液、美容液、化粧水の順で減らしていく
- 最後は水洗顔のみ
※どうしても汚れが気になるときは純石鹸で洗顔
※乾燥がひどい場合は白色ワセリンで肌を保護
より詳しくはコチラの本をご覧ください。
【宇津木式スキンケア事典】
週末だけの【プチ肌断食】
『金曜日の夜~月曜の朝』の3日間で行うものです。
【手順と方法】
- 金曜夜 ⇒ マイルドなクレンジングでメイクを落とし、無添加石鹸で洗顔。洗顔後のスキンケアなし。
- 土曜朝 ⇒ 水かぬるま湯で洗顔。スキンケア、メイクはなし
- 土曜夜 ⇒ 無添加の石鹸で洗顔のみ
- 日曜日 ⇒ 土曜と同じく
- 月曜朝 ⇒ 通常のスキンケアとメイク
宇津木式スキンケアに比べると効果が出にくいはずです。
しかし、毎週続けることで徐々に変化が出てきます。
夜だけ肌断食
休みがなく、忙しいときにはこれをしてみましょう。
朝はメイクをしなくてはいけませんから、化粧水や乳液も使います。
しかし、夜は洗顔料だけにして、肌を休めてください。
注意点としては、夜のスキンケアでクレンジングを使わないので、メイクを薄くしておくことです。
ノークレンジング肌断食
最も肌に負担がかかるクレンジングをやめるという方法です。
名前の通り、夜のメイク落としを洗顔料だけにします。
『肌休日』なんて呼ばれることもありますね。
クレンジングを使わないで落とすため、『夜だけ肌断食』と同じく、メイクを薄くするか、洗顔料だけで落ちるコスメを使ってください。
また、保湿ケアは普段通りに行なってください。
肌断食を行なうにあたって注意点
4つ注意点を挙げておきます。
紫外線対策を忘れずに
肌断食を始めると、メイクが薄くなるか、全くしなくなります。
しかし、その状態で外出する(もしくは陽が射し込む室内にいる)と紫外線を直接浴びてしまいます。
どうしても外出しなければならない場合は、防腐剤が入っていないワセリンベースのUVケア商品を使ってください。
本格的な肌断食はタイミングが大事
週末の一日、二日を使って肌断食をし、どういう状態か確かめるということであれば問題ありません。
しかし、本格的に肌断食をして、キレイな肌を手に入れようとなると、最低でも約一ヶ月はかかります。
なぜなら、肌は28日周期で再生されているからです。
ですので、特に外で仕事をしている人はメイクや紫外線対策をどうするのか、平日はしないのかということも考えて始めてください。
年齢肌の方はしっかりと乾燥対策を
スキンケアを一時的にやめるので、それまで外部から補っていた保湿成分がなくなると乾燥します。
年齢肌の方は、皮脂分泌が減っているため、乾燥に気をつけてください。
適度に薄くワセリンを塗ることが大切です。
その場合、1日3回くらいまでを目安にしてください。
生活習慣にも気をつける
お肌の大敵であるストレスをコントロールするようにしてください。
そのためには、しっかりした睡眠をとることが重要です。
十分な睡眠は肌のターンオーバーのためにも大事な要素ですから、意識して睡眠をとるようにしてください。
それから乱れた食生活にも気をつけてください。
美味しいからといって、お肉ばかり食べるのではなく、野菜中心の食事を心がけましょう。
肌トラブルを抱えていない人にもおすすめ
実は、この『肌断食』で、自分の肌を観察する方法は、肌トラブルを抱えていない人にもおすすめです。
週末などを使って、『肌断食』をし、自分本来の肌がどういうものなのか観察してください。
肌トラブルがあると、どうしてもそれを隠すため、治すために色々とメイクやスキンケアをしてしまいがちです。
足し算のスキンケアではなくて、「余計なことはしない」という引き算のスキンケアを実践してみてください。
実際に、乾燥がマシになった、吹き出物が出にくくなったという声もありますよ。
是非、試してみてください。
コメント
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