2024/07/26
一昔前は、あまり美味しくないけど手軽だからという理由だけで飲まれていたインスタントコーヒーですが、最近のものは味もそれなりのものが多い印象です。
となると、数年前に流行り、今は定着したコーヒーダイエットにうってつけの存在だと思いませんか?
しかし、気になるのはその効果ですよね。
ドリップ式で飲んだときと比べて、明らかな違いがあるのか、効果は薄いのかということを調べてみました。
インスタントコーヒーでもダイエット可能?
最初に結論を言っておくと、インスタントコーヒーでもダイエット効果があります。
とはいえ、メリットとデメリットの両方がありますので、ご覧ください。
インスタントコーヒーでダイエットするメリット
インスタントコーヒーでダイエットするメリットは大きく分けて4つあります。
メリット1 飲むまでの時間
冷蔵庫から豆を取り出してコーヒーミルで挽いて、サイフォンを用意(もしくはドリッパ―)をしてフィルターを・・・、という手間がなく、お湯を沸かして注ぐだけ。
ドリップ用の粉から淹れるよりも更に簡単にコーヒーを楽しむことができます。
メリット2 入手しやすさ
そこそこ美味しいインスタントコーヒーが近くのスーパーで入手できます。
ちょっと大きなスーパーでしたら少なくとも数種類置いていますので、なくなってもすぐに補充可能です。
メリット3 選択肢の多さ
調べてみるとわかるのですが、コーヒー製造会社各社からさまざまな香り、味わいのもの発売されています。
昔では考えられないくらい選択肢が増えています。
自分に合った風味のものが選べますね。
メリット4 値段、金額(初期投資含め)
何と言っても安いのが最大のメリットかもしれません。
日常的に飲むものですから、やはり安いに越したことはありませんよね。
しかも、他の飲み方(サイフォン、ドリップ)に比べて器具が必要ありませんから初期費用はほぼ必要ありません。
やかんとマグカップさえあれば楽しむことができるのがいいですよね。
スポンサーリンク
インスタントコーヒーでダイエットするデメリット
ダイエットという一点に限って言えば、最大のデメリットは脂肪吸収を抑える効果、脂肪燃焼効果のあるクロロゲン酸(の含有量)がドリップ式で飲むときより少ないということです。
しかし、まるで入っていないということではありませんので、ご安心ください。
【参考】
コーヒーのダイエット効果
コーヒーの成分中に、クロロゲン酸とカフェインが含まれています。
カフェインには、消化酵素であるリパーゼの働きを助ける効果があります。
脂肪は、脂肪酸とグリセリンに分解しなければ燃焼できないのですが、このリパーゼがその分解の役割を担ってくれています。
また、クロロゲン酸は、ミトコンドリア内で脂肪酸を燃焼する働きを助ける役割がありますので、sダイエットに効果があります。
参考文献 ⇒http://www.kao.co.jp/rd/eiyo/about-cga/cga04.html
他にも、カフェインの効果として
- 血行促進により代謝がアップ!
- リラックス効果で、ダイエットの大敵であるストレス軽減
- 利尿作用があるので、むくみにも効果がある
のようなものがあります。
クロロゲン酸の含有量がドリップ式より少ないものの、これらのことからインスタントコーヒーでもダイエット効果が期待できます。
スポンサーリンク
コーヒーでダイエットするには、注意点
コーヒーダイエットの簡単な説明をどうぞ。
ポイントと注意点が5つあります。
3~5杯飲む
一日に3~5杯飲むようにしましょう。
飲み過ぎには注意してください。
カフェインの過剰摂取は、胃が荒れたり、不眠の原因になったりしますので、気をつけてください。
ホットで飲む
身体を温めて代謝を上げる効果がありますから、必ずホットで飲むようにしましょう。
お湯の温度は80℃くらいまで
ダイエット効果に大きな役割を果たすクロロゲン酸は高温に弱いので、80度くらいのお湯で淹れるようにしてください。
ブラックで飲む
砂糖を入れてしまうと、一気にカロリーが上がります。
またダイエット中は、余計な糖分の摂取はできたら避けたいですよね。
どうしてもブラックが苦手な人は、豆乳を入れてみましょう。
ミルクよりカロリーが控えめですし、味がまろやかになりますよ。
3~4時間おきに飲む
コーヒーのダイエット効果は3時間ほどつづきます。
一気に数杯飲むのではなく、こまめに摂取するようにしましょう。
また脂肪燃焼効果を期待するのであれば、運動前(20~30分前)に飲むのもダイエット効果が期待できますよ。
最後に
ダイエットだけの効果ではなく、ふっと一息入れたいときにコーヒーは役に立ってくれますよね。
リラックス効果抜群ですし、カフェインには覚醒効果もありますから、眠気覚ましにももってこいです。
とはいえ、コーヒーに合うからといって、クッキーなどの甘いお菓子を食べ過ぎるとダイエットにはなりませんから、その点には気をつけてくださいね。