生活の知恵どっとこむ

バレンタインデーの由来 元々、何の日なのか?起源と発祥を探る

time 2017/01/28

バレンタインデーの由来 元々、何の日なのか?起源と発祥を探る

 

バレンタインデーの季節になると、男性はソワソワ、女性はドキドキしてきますね。

日本では『女性から男性へ愛の告白をし、チョコレートを贈る』という習慣が根付いていますが、その由来とは一体どんなものなのでしょう?

また、海外でのバレンタインデーはどうなのかチョコレートが恋愛と結びついた理由も併せてご覧ください。

 

そもそもバレンタインデーとは

草地に寝そべる男女カップル

 

そもそもバレンタイン・デーは、【Saint Valentine’s Day】からきたものです。

これは、日本語訳すると、【聖バレンタインの日】となります。

 

このバレンタインとは、キリスト教で祀られている聖人のことです。

 

そのバレンタインさんが祀られた理由

時をさかのぼること1700年ほど前、西暦3世紀のローマでのことです。

当時は、西ローマ帝国の時代でした。

 

皇帝クラウディウス二世(クラウディウス・ゴティクス:在位268-270年)は軍人皇帝として名高く、たびたび北方民族の襲来を撃退していました。

この頃の西ローマ帝国は政治が不安定な時期で、戦争が頻繁に起こっていたせいで、兵士となるべき若者はよく駆り出されていました。

 

しかし、兵士となるべき若者はなかなか戦争に行きたがりませんでした。

業を煮やした皇帝クラウディウス二世は、結婚を禁止します。

若者が戦場に行きたがらないのは、家族のもとを去りたくないからだろうと考えたわけです。

 

ローマ帝国を偲ぶ像

 

インテレムナ(イタリア中部の街、現在のテルニ)のキリスト教司祭であったバレンティヌス(ウァレンティヌス、英語名:バレンタイン)は、結婚を禁じられて悲嘆にくれる若い兵士たちをかわいそうに思い、極秘裏に結婚式を執り行っていました。

それを聞いた皇帝はやめるよう命令しましたが、バレンティヌスは聞き入れず、最終的に死刑となってしまいます。

その処刑の日が女神ユノ(家庭と結婚の神)の祝日である2月14日(西暦269年、270年という説も)だったそうです。

 

スポンサーリンク

 

バレンタインの由来には諸説あり

上記の話には異論もあります。

この当時のキリスト教は異教や土着の風習を採り入れて、キリスト教化することを推進していました。

ローマ教会はその中の一つとして、期間中にくじ引きをした男女がパートナーになるという風習があるルペルカリア祭(2月15日~)をやめさせたいと考えました。

そこで、2月14日に殉教したバレンティヌス(バレンタイン)を持ち出し、ルペルカリア祭をバレンティヌス由来のものに変えたということです。

 

ちなみに、ルペルカリア祭では期間中にくじ引きをした男女がパートナーになるという風習があったというものも、キリスト教側の創作だという説もあります。

ローマの宗教は野蛮だという印象を与えようとしたのではないか、という推測から、ですね。

 

日本でバレンタインデーにチョコをプレゼントをするようになった理由、意味

箱詰めのチョコレート

 

日本で初めてバレンタインデーにチョコレートを売りだしたのは、神戸のモロゾフ洋菓子店だったそうです。

そのモロゾフが英字雑誌に広告を出したのは、意外にも古く1936(昭和11)年の2月12日でした。

 

その後、国内向けとしては、1958年に新宿の伊勢丹で「バレンタイン・セール」と称したキャンペーンが行われたのが走りだそうです。

当時はさほど広がりませんでした。

しかし、チョコレートの消費量が増加した1970年頃から、『女性が愛する男性にチョコレートを贈る日』というキャンペーン広告の影響で認知度が上がり、定着するようになりました。

 

スポンサーリンク

 

海外のバレンタインデーは?

キリスト教では古くからバレンタインにカードや花束を贈り合う習慣がありました。

しかし、海外では日本と違い、女性から男性へという決まりはなく、男女双方が特別な異性にカードやチョコレート、花を贈る日であるというように定着しています。

 

バレンタインデーにチョコレートを贈る習慣は日本特有のものではありません。

イギリスのチョコレート会社である『カドバリー社』が、ギフト用チョコレートボックスを製造し、広まったものだそうです。

また、日本のような義理チョコはありません。

 

チョコレートと恋愛が結びついた理由

ココア

 

チョコレートがヨーロッパで広まるようになったのは、16世紀にスペインのフェルナンド・コルテスがアステカ帝国(今のメキシコ)からカカオ豆を持ち帰ったのがきっかけです。

その後、カカオは恋の媚薬として西洋の上流階級に広がりました。

 

最初はスペインで飲み物として上流階級に人気が出て、17世紀にはイタリアやオランダ、フランス、イギリスにも広がっていたそうです。

飲むと体が温まるので、健康飲料または恋の媚薬として、重宝されたそうです。

 

まとめ

元々の由来を見ると、キリスト教が大きく影響していますが、日本では製菓会社やデパートが関係しているんですね。

こう見ると、2010年代になって急に知名度が上がったハロウィンと同じような盛り上がりと言えるのかもしれません。

 

sponsored link

コメント

down

コメントする




健康管理・体のこと

食事・栄養管理

美容・スキンケア

ライフハック