2024/07/26
毎日の料理で必ずといってよいほど使うのが包丁とまな板ですよね。
特に包丁は、可食部分に直接触れるので、いつも綺麗にしておきたいものです。
また、包丁は金属ですから使っているうちに摩耗して、切れ味が鈍くなります。
そうすると、無理に力を入れて食べ物の組織を壊すことになり、食感や味にも影響しますので、気をつけたいところです。
まな板をキレイにする方法
まな板はきれいに掃除しておかないと細菌の温床になります。
特に夏場は食中毒を起こす原因にもなりますので、いつも清潔にしておいてください。
まな板は使う前に水につけよう
まな板の上で切った食材の汚れやニオイが残らない材質がいいので、まな板には木製、プラスチック制、合成樹脂製のものが多いようです。
どのまな板も調理の前に必ず水をかけて拭き取ってから使いましょう。
これは食材の水分やニオイをまな板に染み込ませないようにするためです。
特に木製のまな板は、水をかけることで表面に水の膜ができるため、食材の汚れやニオイがまな板に染み込みにくくなりますよ。
まな板は使用後に必ず熱湯消毒を!
まな板は食材を切った後、その都度すぐにすすぎ、布巾(ふきん)で余分な水分を拭き取るのが原則です。
魚や肉などニオイが強いものを切った後は、洗剤をつけて洗うようにしましょう。
そして、洗剤で洗った後に、必ず熱湯をかけて消毒してください。
ここで注意してほしいのが、洗剤で洗う前に熱湯をかけないようにすることです。
これは食材のたんぱく質が熱湯をかけることによって固まる可能性があるからです。
木製まな板は立てて乾燥させるように!
木製のまな板はカビが生えやすいので、使用後はよく乾燥させる必要があります。
まな板を洗い終えたら、必ず立てて置き、日光に当ててしっかり乾燥させてください。
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できれば、まな板は三種類用意する
まな板はできれば、
- 肉用
- 魚用
- 野菜とその他の食材用
の3種類を用意してください。
魚や肉を切った後に同じまな板で野菜を切れば、生臭いニオイが野菜に写ってしまいます。
また、肉などについている雑菌が野菜に移ることも考えられます。
加熱処理すれば問題ありませんが、ご家庭でサラダなど生野菜を使った料理を作ることも多いでしょうから、できればまな板は使い分けましょう。
もし、まな板を三種類用意できない場合、魚や肉を切るときに、まな板の上に洗って乾燥させた牛乳パックを広げれば、まな板を汚さずに切れます。
是非、試してみてください。
毎日のお手入れは重曹ペーストとお酢で!
さまざまな食材をきるまな板には、雑菌や油、虫、汚れなどが染み込みやすいです。
そこで、消毒、殺菌も兼ねた洗い方によって、常時清潔さを保ちたいものです。
そこで役に立つのが重曹です。
- 重曹の粉に少しずつ水を加えて練り、重曹ペーストを作ります。
- 一日の終わりに、まな板に重曹ペーストを塗りつけて数分置きます。
- スポンジやアクリルたわしで磨きます。
- キレイになったら、次に酢水をスプレーして見ずですすぎます。
これで汚れも取れて、殺菌効果もばっちりです。
まな板の酷い汚れは重曹+漂白剤を湿布
汚れがひどいときは、重曹ペーストに酸素系漂白剤を加えて重曹+漂白剤ペーストを塗り、サランラップで湿布して2~3時間おきます。
その後、ブラシやスポンジ磨き、最後に酢水をスプレーして、熱湯で洗い流すと殺菌効果もバッチリです。
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包丁をキレイにする方法
包丁は食材に直接触れるものですから、清潔さを常に保っておきたいですね。
一般家庭で使う包丁
包丁には和包丁と洋包丁があり、和包丁にも用途によって、出刃包丁、菜切り包丁、三徳包丁などさまざまな種類があります。
板前などプロが使う包丁もさまざまな種類がありますが、ここでは一般の過程で普段使っている包丁について触れていきます。
一般家庭で揃えておきたいのは、野菜・肉などを切る万能型の三徳包丁です。
魚をおろすときの出刃包丁、肉切り包丁、果物を切るペティナイフ、キッチンバサミです。
最低限、これらが揃っておけば十分です。
包丁のサビをとるには大根を使う!
炭素鋼製の包丁の手入れを怠っていると、サビが出てしまいます。
サビが出たら、大根の切れ端にクリームクレンザーをつけて磨くととれます。
大根は程良い水分を含み、クレンザーと溶け合って研ぎ汁を作るからサビがとれやすくなります。
ワインのコーヒーくるとアルミホイルと重曹でサビをとる
ステンレスの包丁も、お手入れを油断していると錆びてしまいます。
そんなときは、ワインのコルクをアルミホイルで包み、重曹の粉をつけて包丁を磨くとサビがとれやすくなります。
水をつけて包丁に円を描くようにコルクを動かしていくと、サビが取れてみるみるうちにツヤが出てきます。
包丁の切れ味を復活させるワザ
包丁の切れ味が悪くなるのは、包丁の刃に肉や魚の脂が付着していたり、サビがついてしまったせいです。
そこで包丁研ぎをしたいのですが、砥石の使い方がわからなかったり、砥石が家にない場合が多いようです。
そんなとき、ラクに包丁の切れ味をよくする方法があります。
瀬戸物の茶碗や器をひっくり返し、器の糸底に包丁を斜めに当てて水をつけ、包丁を円を描くように滑らせます。
何回も繰り返して円を描くと、不思議と切れ味が復活します。
プロも行っているワザなので是非お試しください。
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