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卒乳、断乳した後、しこりを残さないために知っておきたいこと

time 2017/05/20

卒乳、断乳した後、しこりを残さないために知っておきたいこと

母乳育児をしているとおっぱいトラブルはつきものですが、特に気になるのが『胸のしこり』ですよね。

この記事では、

 

  • 授乳中・卒乳後のしこりについて
  • しこりが残っていると乳がんになるのか?
  • しこりを作らないためにどうすればいいか?

 

などについてまとめましたのでご覧ください。

 

授乳中のしこり

母乳での育児をしていると、胸にしこりを感じることがあります。

授乳中の場合、そのしこりはたいてい母乳の詰まりですので、しこりがあるほうのおっぱいからしっかり母乳を飲ませることで解消することが多いです。

 

ただし、そのまま放っておくと、どんどんつまりがひどくなり、乳腺炎を引き起こすことがあります。

赤ちゃんに吸わせてもしこりが解消しない場合は、専門の看護師や助産師がいる病院で母乳マッサージを受けるなどして、早めに解消したほうがよいでしょう

 

卒乳後のしこり

哺乳瓶

卒業したら母乳は出なくなるはずなので、詰まることもないのですが、実際には卒乳後に胸にしこりを感じる人は少なくありません。

このしこりの原因は、胸に残った母乳です。

 

母乳が残っていたからといって、特に害があるわけではありません。

しかし、しこりになってしまうと次に妊娠・出産したときに母乳が出にくくなったり、詰まりやすくなったりする可能性があります。

 

乳がんとの関連は不明

母乳がしこりとして残ると乳がんになる、という噂がありますが、実際のところ乳がんと母乳の因果関係ははっきりしていません

 

ただし、残った母乳がしこりになって残ることは確かにありますし、しこりがあると乳がん検診の際に、乳がんかどうかの検査が紛らわしくなります

乳がんかと思ってヒヤヒヤしたらただのしこりだったり、逆に母乳がしこりになっているのかと思ったら乳がんの診断を下されて驚いたり…。

 

できるだけ早期発見が望ましい乳がん予防のためにも、しこりはない方がいいですね。

 

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しこりができないようにするには

卒乳や断乳の段階で、絞ると母乳が止まらないからとケアを怠っているとしこりになりやすくなります。

そのため、断乳中でも数日に1回はしっかり搾るようにして、古い母乳を胸に残さないようにしましょう。

 

【参考記事】

 

自分でのケアが難しければ、母乳マッサージをやっている病院などで相談するのがおすすめです。

断乳中は水分を控えたり、胸を冷やすようにするなど、できるだけ母乳の分泌を抑えるようにしましょう。

 

しこりを作らないために

私の場合、実は一人目の授乳が終わった後にしこりがあるのを見つけ、病院で相談するまでは乳がんではないかとドキドキしました。

 

その時に、助産師さんにいろいろ教えてもらい、二人目の断乳時にはできるだけ脂っぽいものを控えたり、甘いものを食べないようにすることで、詰まったりしこりができたりすることなく授乳を終えることができました。

 

しこりが残るとやはり気になるので、しっかりケアするのは大切だと思います。

 

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