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猫のノミ対策|症状・予防・駆除薬・家の掃除方法を解説

2017年3月4日 / 健康と食べ物
遠くを見つめる猫

猫の体を見ていて、黒い小さな粒があったり、しきりに体をかいていたりすると、ノミがいるのではないかと心配になることがあります。

ノミは、猫の体にかゆみや皮膚トラブルを起こすことがあります。強くかいたり、なめ続けたりすることで、皮膚が赤くなったり、毛が抜けたりすることもあります。

 

また、ノミ対策は猫の体だけ見れば終わりではありません。

ノミがいた場合は、猫がよく過ごす寝床、ブランケット、ソファ、カーペット、床など、家の中の環境もあわせて見直す必要があります。

完全室内飼いだから絶対に大丈夫、とは言い切れません。人や他の動物が持ち込むこともあり、玄関やベランダまわりから入り込む可能性もあります。

 

この記事では、猫にノミがいるかもしれないサイン、室内飼いでも注意したい理由、ノミを見つけたときにすること、駆除薬を使うときの注意点、家の中で行いたい掃除や予防について整理します。

 

この記事でわかること

  • 猫にノミがいるかもしれないサイン
  • 室内飼いの猫でもノミ対策が必要な理由
  • 猫のノミを見つけたときにすること
  • ノミ駆除薬を使うときの注意点
  • 家の中で行いたい掃除や環境対策
  • ノミ対策に役立つ猫用品

 

Contents

猫にノミがつくとどうなる?

猫にノミがつくと、かゆみや皮膚トラブルにつながることがあります。

ノミに刺されることで、猫が体をかいたり、なめたり、噛んだりすることがあります。かゆみが強い場合、皮膚が赤くなったり、毛が薄くなったりすることもあります。

猫によっては、ノミに対して強く反応する場合もあります。

 

首元を後ろ足でかく猫

また、ノミがいると、猫だけでなく家の中にも広がることがあります。猫の寝床、布製品、カーペット、ソファなどにノミや卵が残ることもあるため、猫の体と室内環境の両方を考える必要があります。

ノミを見つけた場合は、放置せず、早めに対策しましょう。

 

猫にノミがいるかもしれないサイン

ノミは小さく、すぐに見つけられないこともあります。

猫の行動や皮膚、毛の中にある黒い粒などを見て、異変に気づくことが大切です。

 

体をしきりになめる・かく

猫が体をしきりになめたり、かいたりしている場合は、かゆみがある可能性があります。

特に、背中、首まわり、しっぽの付け根、お腹まわりなどを気にしている場合は、毛を分けて皮膚の状態を見てみましょう。

 

ただし、かゆみの原因はノミだけではありません。

皮膚トラブル、アレルギー、乾燥、ストレスなどが関係していることもあります。

強くかき続けている、皮膚が赤い、毛が抜けている、傷があるといった場合は、動物病院へ相談しましょう。

 

黒い粒のようなノミのフンがある

猫の毛の中に、黒い小さな粒が見えることがあります。

ノミのフンは、黒い砂粒のように見えることがあります。特に、しっぽの付け根や背中まわりに見つかることがあります。

ノミ取りコームで毛をとかしたときに、黒い粒が取れることもあります。

ただし、見た目だけで判断するのは難しい場合もあります。

ノミがいるかもしれないと思ったら、猫の体を無理に触り続けるより、早めに動物病院へ相談した方が安心です。

 

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皮膚の赤みや脱毛がある

ノミに刺されたり、猫がかゆがってかき続けたりすると、皮膚に赤みが出ることがあります。

同じ場所をなめ続けることで、毛が薄くなることもあります。

皮膚の赤み、脱毛、かさぶた、フケ、ただれなどがある場合は、ノミ以外の皮膚トラブルが関係している可能性もあります。

自己判断で薬を使うより、動物病院で原因を確認してもらいましょう。

皮膚や毛づやの変化は、日頃の健康チェックでも気づきやすいポイントです。

 

猫の健康管理については、猫の健康管理の基本の記事でも整理しています。

 

寝床や布製品に小さな虫が見える

猫の寝床、ブランケット、ソファ、カーペットなどに、小さな虫が見える場合もあります。

猫の体だけでなく、猫がよく使う場所も確認しましょう。

ノミは猫の体についているだけでなく、家の中の布製品や隙間に残ることがあります。

そのため、猫の体の対策と同時に、部屋の掃除や寝床の洗濯も必要です。

 

手をこちらに向ける猫

 

室内飼いの猫でもノミ対策は必要?

完全室内飼いの猫でも、ノミ対策をまったく考えなくてよいわけではありません。

外に出ない猫でも、ノミが家の中に持ち込まれる可能性があります。

 

人や他の動物が持ち込むことがある

人の服や靴、バッグなどに、外からノミが付いてくる可能性があります。

また、犬や他の動物が出入りする家庭では、その動物を通じてノミが持ち込まれることもあります。

猫自身が外に出ていなくても、周囲の環境によってノミが入る可能性はあります。

 

ベランダや玄関まわりから入ることがある

玄関、ベランダ、窓まわりなどから、ノミが入り込む可能性もあります。

特に、外に出入りする人が多い家、庭やベランダに動物が来る家、近くに野良猫がいる環境では注意が必要です。

完全室内飼いでも、家の中の清潔を保ち、猫の体や寝床を定期的に確認しましょう。

 

多頭飼いでは広がりやすい

多頭飼いの場合、1匹にノミがいると、他の猫にも広がる可能性があります。

こうした環境では、1匹だけの問題で終わらないことがあります。

多頭飼いでは、ノミを見つけた猫だけでなく、同居猫全体の確認が必要です。

多頭飼いでは、1匹だけでなく同居猫全体の健康管理や環境対策が必要になります。

 

多頭飼いの注意点については、猫の多頭飼いは大変?の記事でも整理しています。

 

猫のノミを見つけたときにすること

猫にノミがいるかもしれないと思ったら、焦って薬を使う前に、落ち着いて確認しましょう。

特に、人間用や犬用の薬を使うのは避けてください。

 

自己判断で人間用・犬用の薬を使わない

猫にノミがいるかもしれないと思っても、人間用や犬用の薬を使ってはいけません。

犬には使える成分でも、猫には危険な場合があります。

 

また、市販品であっても、猫の年齢、体重、体調に合っていないものを使うと危険なことがあります。

ノミ対策の薬は、必ず猫用と明記されたものを使う必要があります。

迷う場合は、自己判断で選ばず、動物病院へ相談しましょう。

 

猫用の駆除薬は動物病院で相談する

ノミ駆除薬には、首の後ろに垂らすタイプ、内服タイプ、スプレータイプなどがあります。

どれが合うかは、猫の年齢、体重、体調、生活環境によって変わります。

子猫、高齢猫、妊娠中の猫、持病のある猫では、使える薬が限られることもあります。

動物病院で相談すれば、その猫に合った駆除薬や予防薬を選びやすくなります。

 

同居猫や他のペットも確認する

ノミを見つけた場合は、同居している猫や犬も確認しましょう。

1匹だけ対策しても、他のペットにノミが残っていると、再び広がる可能性があります。

多頭飼いの場合は、全体の環境もあわせて見直す必要があります。

動物病院で相談するときは、同居しているペットの数や生活環境も伝えるとよいです。

 

家の中の掃除も同時に行う

ノミ対策では、猫の体だけでなく、家の中の掃除も重要です。

寝床、ブランケット、カーペット、ソファ、床、部屋の隅など、猫がよく過ごす場所を中心に掃除します。

洗えるものは洗濯し、掃除機をこまめにかけましょう。

猫の体についたノミだけを対処しても、環境に残っていれば再び問題になることがあります。

 

ノミ駆除薬を使うときの注意点

ノミ駆除薬を使う場合は、必ず使い方を守ります。

猫用であっても、使い方を間違えると負担になることがあります。

 

猫用と明記されたものを使う

ノミ駆除薬は、猫用と明記されたものを使います。

犬用の薬を猫に使ってはいけません。

 

また、人間用の虫よけや殺虫剤を猫の体に使うのも避けてください。

猫は体をなめるため、体についた成分を口にしてしまうことがあります。

安全性が分からないものを自己判断で使わないようにしましょう。

 

年齢・体重・体調に合うか確認する

ノミ駆除薬は、猫の年齢や体重によって使えるものが変わります。

こうした違いがあります。

パッケージの表示だけで判断が難しい場合は、動物病院で確認しましょう。

 

使用量や使い方を守る

ノミ駆除薬は、使用量や使い方を守ることが大切です。

多く使えば早く効くというものではありません。

使いすぎると、猫の体に負担がかかることがあります。

 

また、首の後ろに垂らすタイプの薬は、猫がなめにくい場所に使う必要があります。

多頭飼いでは、薬をつけた直後に他の猫がなめないよう注意が必要です。

 

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異変があればすぐに動物病院へ相談する

薬を使ったあとに、猫の様子がいつもと違う場合は、すぐに動物病院へ相談しましょう。

こうした変化があれば、自己判断で様子を見続けない方が安全です。

使用した薬の名前やパッケージを持って相談すると、状況を伝えやすくなります。

 

家の中で行いたいノミ対策

ノミ対策では、猫の体だけでなく、家の中の環境を整えることが大切です。

特に、猫がよく過ごす場所を重点的に掃除しましょう。

 

寝床やブランケットを洗う

猫が使っているベッド、ブランケット、クッション、マットなどは、洗えるものなら洗濯します。

ノミや卵、フンが残っている可能性があるためです。

洗えないものは、掃除機をかける、日当たりのよい場所で干す、必要に応じて交換するなどを考えます。

猫がよく使う寝床は、清潔に保ちやすいものを選ぶと管理しやすくなります。

 

猫ベッドの選び方については、猫がベッドを使わない理由の記事でも紹介しています。

 

掃除機をこまめにかける

床、カーペット、畳、ソファまわり、家具の下などに掃除機をかけます。

猫がよく歩く場所、寝る場所、毛がたまりやすい場所を重点的に掃除しましょう。

掃除機をかけたあとは、ゴミの処理にも注意します。

掃除しただけで安心せず、しばらくはこまめに確認を続けることが大切です。

子猫