2024/07/26
結婚式の招待状を受け取ることは、非常に喜ばしいことです。
新郎新婦が自分を大切なゲストとして迎えてくれることに感謝し、マナーに則った返信をすることが大切です。
ここでは、結婚式の招待状に対する返信のマナーについて詳しく説明します。
1. 返信のタイミング
招待状を受け取ったら、できるだけ早く返信することが大切です。
招待状には「返信期限」が記載されている場合が多いですが、期限を待たずに早めに返送することが望ましいです。
返信が遅れると、新郎新婦や結婚式の準備スタッフに迷惑がかかることもあります。
2. 返信の形式
招待状には返信用のハガキが同封されている場合がほとんどです。
この返信ハガキには、以下の項目が記載されています。
- 出席の意思表示
- 欠席の意思表示
- 名前の記入欄
- メッセージ欄
返信ハガキを記入する際には、以下のポイントに注意しましょう。
2.1 出席の意思表示
出席する場合は、「ご出席」に○をつけ、「ご欠席」は二重線で消します。
記入する際は、黒または青のインクを使用するのが一般的です。
また、「ご出席」の『ご』の字も二重線で消しましょう。(※自分の行為に『ご』をつけるのは日本語として正しくないからです)
2.2 欠席の意思表示
欠席する場合は、「ご欠席」に○をつけ、「ご出席」は二重線で消します。
欠席の理由を記載する欄がある場合には、簡潔に理由を記載します。
また、「ご欠席」の『ご』の字も二重線で消しましょう。(※自分の行為に『ご』をつけるのは日本語として正しくないからです)
2.3 名前の記入
名前を記入する際には、正式な氏名をフルネームで書きます。
「様」は二重線で消し、自分の名前を書きます。
2.4 メッセージ欄
メッセージ欄には、新郎新婦へのお祝いの言葉を添えると良いでしょう。
出席の場合の例
「ご結婚おめでとうございます。ご招待いただき、ありがとうございます。喜んで出席させていただきます」
「ご結婚おめでとうございます。喜んで出席させていただきます。素晴らしい一日となりますように、心から楽しみにしています」
欠席の場合の例
「ご結婚おめでとうございます。大変残念ですが、出席できません。お二人の幸せを心よりお祈り申し上げます」
「ご結婚おめでとうございます。大変申し訳ございませんが、仕事の都合で出席できません。お二人の幸せを心よりお祈り申し上げます」
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3. 招待状に対するお礼
返信を送った後、新郎新婦に対してお礼の連絡をすることも重要です。
電話やメール、LINEなどで、「ご招待いただき、ありがとうございます。返信ハガキを送りましたので、ご確認ください」といった内容を伝えると良いでしょう。
4. 特別な事情がある場合
特別な事情がある場合は、新郎新婦に直接連絡して相談することが大切です。
例えば、体調不良や緊急の事情で出席が難しい場合は、早めに連絡し、お詫びと理由を伝えるようにします。
5. 返信後の注意点
返信ハガキを送った後も、以下の点に注意しましょう。
5.1 出席の場合の準備
出席する場合は、招待状に記載されている日時や場所をしっかりと確認し、スケジュールを調整します。
また、服装やご祝儀の準備も忘れずに行いましょう。
女性の場合、花嫁よりも華美な服装にならないよう特に気をつけましょう。
5.2 欠席の場合の配慮
欠席する場合は、後日改めてお祝いの品やお祝い金を送ることも検討します。
お祝いの気持ちを伝えることで、新郎新婦に対する礼儀を示すことができます。
まとめ
結婚式の招待状に対する返信は、新郎新婦への感謝と礼儀を示す大切な行動です。
返信のタイミング、形式、書き方に注意し、丁寧に対応することが求められます。
また、返信後の連絡や準備も怠らず、新郎新婦にとって素晴らしい一日となるように協力しましょう。
マナーを守り、心からのお祝いの気持ちを伝えることで、新郎新婦との絆を深めることができます。