猫との暮らしの知恵 安心して暮らすための猫本知識とアイテム選び

猫と幸せに暮らすために大切なこと|迎える前の心構えと暮らし方

2016年11月13日 / 猫と暮らす準備
必死に顔を出す猫

猫と暮らすことは、楽しいことです。

寝ている姿を見るだけで癒やされることがあります。

ただし、猫との暮らしは「かわいい」だけでは続きません。

毎日の食事、トイレ掃除、健康管理、脱走防止、留守番中の環境づくり、病気やケガへの備えなど、考えておくことはたくさんあります。

 

猫は人間の都合だけで動く動物ではありません。

それでも、猫の習性や性格を理解し、無理のない環境を整えていけば、猫との暮らしは長く続けやすくなります。

この記事では、猫と幸せに暮らすために大切な心構え、迎える前に考えておきたいこと、毎日の世話、健康管理、安全対策、猫との距離感について整理します。

 

Contents

猫と幸せに暮らすには「かわいい」だけでは足りない

猫を飼いたいと思うきっかけは、かわいいからでもよいと思います。

猫の見た目、しぐさ、鳴き声、気まぐれな性格に惹かれる人は多いでしょう。

ただ、実際に一緒に暮らすとなると、かわいいだけでは済まない場面もあります。

 

猫と暮らすということは、生活の中に猫の都合を入れるということです。

それを負担と感じる日もあるかもしれません。

だからこそ、迎える前に「自分の生活に猫を合わせる」のではなく、「猫と暮らせる生活に少しずつ整える」という考え方を持つことが大切です。

スポンサーリンク

 

猫を迎える前に考えておきたいこと

猫を迎える前には、気持ちだけでなく、生活面の準備も必要です。

猫は一度迎えたら、長い年月を一緒に過ごす存在になります。

今の気分だけで決めず、費用、時間、家族の協力、住まいの環境を確認しておきましょう。

 

毎月の費用がかかる

猫と暮らすには、継続的に費用がかかります。

最初に用品をそろえる費用だけでなく、毎月の飼育費や医療費も考える必要があります。

 

特に、病気やケガの治療費は予想より高くなることがあります。

猫を迎える前に、無理なく続けられるかを考えておきましょう。

猫を迎える前に考えておきたい費用については、猫を飼う費用はいくら?の記事でも詳しく整理しています。

 

病気やケガに備える必要がある

猫は、体調不良を隠すことがあります。

こうした小さな変化が、体調不良のサインになることがあります。

猫と暮らすなら、日頃の様子を見ておくことが大切です。

また、何かあったときに相談できる動物病院を見つけておくと安心です。

スポンサーリンク

 

部屋の安全対策が必要になる

猫は高いところに登り、狭い場所に入り、ひもや小さなものに興味を示すことがあります。

人間にとっては普通の部屋でも、猫にとって危ない場所や物があります。

猫を迎える前に、部屋の中を猫目線で見直しておきましょう。

 

家族全員で世話の方針をそろえる

家族で猫を飼う場合は、世話の方針をそろえておくことが大切です。

家族の中でルールが違うと、猫も混乱します。

猫のためにも、家族全員で基本的な方針を決めておきましょう。

2匹の猫

猫にとって安心できる暮らしを作る

猫と幸せに暮らすには、猫が安心して過ごせる環境を作ることが大切です。

高価な用品をそろえることよりも、毎日清潔に使えること、猫が落ち着けること、猫の習性に合っていることを優先しましょう。

 

清潔なトイレを用意する

猫にとって、トイレ環境はとても重要です。

こうした状態だと、猫がトイレを使いにくくなることがあります。

トイレは毎日確認し、清潔に保ちましょう。

猫トイレや猫砂の選び方、置き場所については、猫トイレと猫砂の選び方の記事でも紹介しています。

 

年齢や体調に合う食事を選ぶ

猫の食事は、年齢や体調に合わせて選ぶ必要があります。

子猫、成猫、高齢猫では、必要な栄養やカロリーが違います。

 

また、持病がある猫や体重管理が必要な猫では、食事について動物病院で相談した方がよい場合もあります。

毎日の主食には、猫の年齢や状態に合った総合栄養食を基本にするとよいです。

おやつや一般食は、主食とは分けて考えましょう。

 

猫の味覚やキャットフードの選び方については、猫の味覚とキャットフードの選び方の記事でも整理しています。

 

安心して眠れる場所を作る

猫には、落ち着いて休める場所が必要です。

人の出入りが多い場所や、大きな音がする場所では落ち着かない猫もいます。

静かな部屋のすみ、日当たりのよい場所、少し囲われた寝床、高い場所など、猫が安心できる場所を用意しましょう。

猫は、必ずしも飼い主が用意したベッドを使うとは限りません。

それでも、いくつか休める場所があると、猫が自分で選びやすくなります。

 

爪とぎや遊びの場所を用意する

爪とぎは、猫にとって自然な行動です。

家具や壁で爪とぎされると困りますが、叱るだけでは解決しにくいです。

猫が使いやすい爪とぎ器を用意し、よく通る場所や、寝起きに使いやすい場所に置きましょう。

 

また、猫には遊びも必要です。

短い時間でも、猫じゃらしやおもちゃで遊ぶ時間を作ると、運動不足や退屈の対策になります。

 

猫との距離感を大切にする

猫と仲良く暮らすには、距離感が大切です。

猫は、人間のように分かりやすく感情を表すとは限りません。

近づいてくる日もあれば、離れていたい日もあります。

 

無理に抱っこしない

猫が好きだからといって、無理に抱っこし続けるのは避けましょう。

抱っこが好きな猫もいますが、苦手な猫もいます。

嫌がっているのに無理に抱くと、人間への警戒心が強くなることがあります。

こうした様子がある場合は、無理に続けない方がよいです。

 

猫のペースを尊重する

猫との関係は、人間が一方的に距離を詰めるより、猫のペースを尊重した方がうまくいきやすいです。

そうした積み重ねが、猫の安心感につながります。

 

猫が人になつく理由や信頼される接し方については、猫が人になつく理由の記事でも紹介しています。

 

なつくまで時間がかかる猫もいる

猫によっては、新しい家や人に慣れるまで時間がかかります。

数日で慣れる猫もいれば、数週間、数か月かかる猫もいます。

なかなかなつかないからといって、失敗とは限りません。

隠れている時間が長い猫でも、少しずつ部屋に出てくるようになったり、同じ空間で過ごせるようになったりすることがあります。

焦らず、猫が安心できる経験を増やしていきましょう。

 

しぐさや行動から気持ちを考える

猫の気持ちは、しぐさや行動に表れることがあります。

ただし、一つの行動だけで気持ちを決めつけるのは避けた方がよいです。

いつもの様子と比べながら、猫の状態を見ていきましょう。

 

猫の健康を守るためにできること

猫の健康管理では、特別なことだけでなく、毎日の観察が大切です。

いつもと違う変化に気づけるかどうかが、早めの対応につながります。

 

食欲・水・トイレを毎日見る

毎日見ておきたいのは、食欲、水、トイレです。

これらは、猫の体調を知る手がかりになります。

 

日頃の体調チェックについては、猫の健康管理の基本の記事でも詳しく紹介しています。

 

ブラッシングや爪切りで体の変化に気づく

ブラッシングや爪切りは、見た目を整えるためだけではありません。

こうした変化に気づくきっかけになります。

猫が嫌がる場合は、無理に長時間続けず、短い時間から慣らしていきましょう。

 

こちらは長毛種用です。

こちらが短毛種用です。

気になる症状があれば早めに動物病院へ相談する

猫の様子に違和感があるときは、早めに動物病院へ相談しましょう。

こうした場合は、様子見で済ませず、受診を検討した方がよいことがあります。

 

安全な室内環境を整える

完全室内飼いでも、家の中に危険がないわけではありません。

脱走、誤食、留守番中の事故、迷子、災害時の移動など、考えておきたいことがあります。

 

脱走防止をする

猫は、玄関や窓、網戸、ベランダから外に出てしまうことがあります。

来客時、宅配時、換気中、洗濯物を干すときなどは注意が必要です。

脱走防止ゲート、網戸ロック、窓のストッパーなどを使い、猫が外に出ない環境を作りましょう。

 

玄関、窓、網戸、ベランダからの脱走対策については、猫の脱走防止グッズと対策の記事でも整理しています。

 

誤食を防ぐ

猫は、人間の食べ物や小さな物に興味を示すことがあります。

キッチン、食卓、ゴミ箱、買い物袋、食品ストック、薬、ひも状のもの、小さなおもちゃなどには注意が必要です。

人間の食べ物の中には、猫に与えてはいけないものもあります。

こうした対策をしておきましょう。

 

人間の食べ物やキッチンまわりの誤食対策については、猫に与えてはいけない食べ物の記事でも紹介しています。

 

留守番中の環境を整える

猫に留守番をさせるときは、食事、水、トイレ、室温、安全対策を確認します。

長時間家を空ける場合は、自動給餌器、自動給水器、ペットカメラなどを検討してもよいです。

猫の留守番グッズおすすめの記事で、自動給餌器・自動給水器・ペットカメラの選び方を紹介しています。

猫パンチ

災害や迷子への備えも考える

猫との暮らしでは、迷子や災害への備えも考えておきたいところです。

こうした準備があると、万が一のときに動きやすくなります。

猫が迷子になったときの探し方や連絡先については、猫が迷子になったらやることの記事でも紹介しています。

 

猫と暮らすうえで大切な考え方

猫と暮らしていると、思い通りにならないこともあります。

そのときに大切なのは、猫を人間の都合だけで見ないことです。

 

人間の都合だけで考えない

猫には猫の習性があります。

こうした行動を、すべて「困った行動」として見ると、猫との暮らしは苦しくなります。

もちろん、人間側の生活も大切です。

家具を守る工夫、トイレ環境の見直し、脱走防止、誤食対策などをしながら、猫の習性と人間の暮らしが両立する形を探していきましょう。

 

完璧を目指しすぎない

猫のために完璧な環境を作ろうとしすぎると、飼い主が疲れてしまうことがあります。

もちろん、必要な世話や安全対策は大切です。

ただ、すべてを最初から完璧にしようとしなくても大丈夫です。

猫の様子を見ながら、少しずつ改善していく考え方でよいと思います。

猫との暮らしは、試しながら整えていくものです。

キャットタワーで寝る猫

長く続けられる世話を考える

猫との暮らしでは、長く続けられる世話を考えることが大切です。

一時的に頑張りすぎても、続かなければ負担になります。

こうしたことを、無理なく続けられる形にしましょう。

掃除しやすい用品を選ぶ、フードや猫砂の置き場所を決める、家族で分担するなど、続けやすい仕組みを作ることも大切です。

 

猫の変化に気づける飼い主になる

猫と幸せに暮らすためには、猫の小さな変化に気づけることが大切です。

こうした変化に気づけるのは、日頃から猫を見ている飼い主です。

特別な知識だけでなく、普段の様子を知っていることが、猫の健康を守る助けになります。

 

猫との暮らしに役立つ用品

猫との暮らしには、いくつか基本的な用品が必要です。

すべてを高価なものでそろえる必要はありませんが、毎日使うものは、猫の使いやすさと飼い主の管理しやすさを考えて選びましょう。

 

猫トイレ・猫砂

猫トイレと猫砂は、毎日使う大切な用品です。

こうした点を見て選びましょう。

猫トイレおすすめ|システムトイレ・オープン型・大型トイレの選び方

 

キャットフード・食器・給水器

食事まわりでは、キャットフード、食器、水飲み場が必要です。

年齢や体調に合ったフードを選び、食器は洗いやすく、猫が食べやすいものを使いましょう。

水をあまり飲まない猫には、自動給水器や複数の水飲み場を用意する方法もあります。

エレコム、自動給水器

FRACARKOS 自動給水器

猫ベッド・爪とぎ

猫が安心して休める場所や、爪とぎできる場所も必要です。

猫ベッドは、猫の性格や季節に合わせて選びます。

爪とぎは、置き型、縦型、ポール型などがあります。

猫が使いやすいものを選び、よく通る場所や寝起きに使いやすい場所に置くとよいです。

 

脱走防止グッズ・キャリーケース

安全対策として、脱走防止グッズやキャリーケースも用意しておきましょう。

玄関、窓、網戸、ベランダなど、脱走しやすい場所に合わせて対策します。

キャリーケースは、通院や災害時、移動時に必要です。

普段から部屋に置いて慣らしておくと、いざというときに使いやすくなります。

 

 

猫との暮らしは基本用品をそろえるところから始まる

猫と安心して暮らすためには、猫トイレ、猫砂、キャットフード、食器、水飲み場、爪とぎ、寝床、キャリーケースなど、基本的な用品をそろえておくことが大切です。

最初から高価なものをすべて用意する必要はありませんが、毎日使うものは安全性、掃除のしやすさ、猫の使いやすさを見て選びましょう。

特に、トイレ、食事、水、脱走防止、通院用のキャリーケースは、猫を迎えた日から必要になりやすいものです。

猫の性格や暮らす部屋に合わせて、少しずつ使いやすい環境に整えていくとよいです。

 

まとめ

猫と暮らすことは、楽しいことです。

ただし、猫との暮らしは「かわいい」だけでは続きません。

毎日の食事、トイレ掃除、健康管理、脱走防止、留守番中の環境づくり、病気やケガへの備えなど、考えておくことがあります。

猫を迎える前には、費用、部屋の安全、家族の協力、動物病院、毎日の世話について考えておきましょう。

 

猫にとって安心できる暮らしを作るには、清潔なトイレ、年齢や体調に合う食事、落ち着いて眠れる場所、爪とぎや遊びの環境が必要です。

 

また、猫との距離感も大切です。

無理に抱っこしたり、隠れている猫を引き出したりするのではなく、猫のペースを尊重しましょう。

なつくまで時間がかかる猫もいます。

焦らず、安心できる経験を少しずつ増やすことが大切です。

 

健康管理では、食欲、水、トイレ、体重、毛づや、行動の変化を日頃から見ておきましょう。

気になる症状がある場合は、早めに動物病院へ相談してください。

 

安全対策では、脱走、誤食、留守番中の事故、迷子への備えも必要です。

玄関、窓、網戸、ベランダの対策を行い、人間の食べ物や危ないものは猫の届かない場所にしましょう。

 

猫と幸せに暮らすために大切なのは、人間の都合だけで考えないことです。

猫の習性や性格を理解しながら、長く続けられる世話を考えていきましょう。

完璧を目指しすぎる必要はありません。

猫の様子を見ながら、少しずつ暮らしを整えていけばよいです。

猫にとって安心できる環境を作り、飼い主も無理なく続けられる形を探していくことが、猫と幸せに暮らすための基本です。

 

専用ミルで、いつものごはんにかけるだけ!犬猫用の皮膚・被毛ケア

あわせて読みたい