生活の知恵どっとこむ

【おすすめアリ】爪とぎ器を上手に選ぶ方法と猫が爪とぎをやめない理由

time 2017/02/05

【おすすめアリ】爪とぎ器を上手に選ぶ方法と猫が爪とぎをやめない理由

 

猫の爪をこまめに切っても、猫は毎日、爪とぎをします

爪とぎ行動は本能としてインプットされているので、切ろうと叱ろうと、爪とぎをやめさせることは絶対にできません。

 

ですので、こまめに爪を切っていたとしても、爪とぎ器を用意することは必要不可欠です。

爪とぎ器がないと、家具や壁で爪とぎをしてしまいますからね。

 

爪とぎ器の選び方

上を見る猫

 

結論から言うと、爪とぎ器の選び方は3つの観点があります。

 

①家の中にない素材のものを選ぶ

ペットショップには、色々なタイプの爪とぎ器が売られていますが、家の中にはない素材でつくられたものを選ぶことが大事です。

家具と同じ素材の爪とぎ器を選んだら、猫は家具と爪とぎ器の区別がつかないからです。

 

かといって、家にはない素材なら何でもいいというわけではありません。

猫は身の回りにあるものの中で、もっとも爪のとぎ心地のよいものを選んで爪をとぎます

爪とぎ器よりもソファーの布地の方がとぎ心地がよかったとしたら、猫はソファーで爪とぎをします。

猫はソファーの値段などわからないので、当然です。

 

要するに、「家の中のどんなものより爪とぎ器の方が爪のとぎ心地がよい」という状況を作ればいいだけです。

 

爪とぎをする猫

 

②色々買ってどれがいいか試してみる

ただし、猫の『爪のとぎ心地』は、人間には正確にわかりません。

ですから、何種類かの爪とぎ器を試してみるしかありません。

若干、お金のかかる方法ですが、爪とぎ器よりも高い家具を守ることを考えれば安いと考えましょう。

 

③古くなったら早めに買い替える

さらに、爪とぎ器がある程度摩耗したら、買い替えるようにしましょう。

摩耗した爪とぎ器より家具の方がとぎ心地がよいとなったら、猫は家具で爪をとぎはじめるからです。

 

スポンサーリンク

 

それぞれの猫でお気に入りの場所、素材が違う

また、注意したいのが、それぞれの猫によってお気に入りの素材が違うということです。

参考になるかわかりませんが、過去に飼っていた猫もふくめて、うちの猫たちのお気に入りの爪とぎ器(場所)を紹介します。

  1. 寝床近くのクロスを貼った壁(寝起きにガリガリと)
  2. 廊下に置かれた段ボール
  3. 段ボールで作られた爪とぎ器
  4. 麻縄を巻いたキャットタワー
  5. ソファーの背もたれの角

 

ご覧の通りバラバラだということがおわかりいただけると思います。

しかも、それぞれの猫たちはよく爪をとぐ場所をいくつか確保しているので、これ以外にもあります。(洗面所の壁とか)

 

おすすめの爪とぎ器

いくつか挙げますので、おたくの猫ちゃんが気に入りそうなものを選んでください。

 

ガリガリウォール

実際にウチでも使っていて、とても猫たちが気に入っています。

伸びをしながら高いところで爪とぎができるので、いいみたいですよ。

段ボールせいなので、ボロボロになったらすぐに捨てられるのも嬉しいですね。

また、手前の足元も段ボールでできているので、そこでもガリガリしています。

 

麻縄ポール(極太)

これは友人のところにあったので、感想を聞いてみると猫たちが概ね満足しているようです。

かなり極太のものなので猫が上にちょこんと乗れて、その姿がとてもカワイかったですよ。

うちにあるキャットタワーの柱がこれになっているんですが、みんな喜んで爪とぎしています。

 

 

爪とぎ専用段ボール

こちらは多頭飼いをされていて、数が欲しい方には嬉しい商品です。

段ボールが好きな猫ちゃんならきっと喜んでくれると思います。

 

ガリガリサークル

こちらは爪とぎというだけでなく、中に入って猫がくつろげるのでかなりオススメです。

うちの猫たちも常に誰かが入っています。たまに取り合いにも。(笑)

 

とぎカスの出ない爪とぎマット

猫が使ってくれるとすれば、これもおすすめです。

シリコン素材で作られているので、とぎカスが出ないのが特徴です。

ちなみに、これは友人の家にあったのですが、どの猫もあまり使っていないようでした。(笑)

好き嫌いがはっきり分かれそうですね。

 

上でも紹介しましたが、猫によってお気に入りの素材が違いますので、色々と試してみるのがいいかもしれませんね。

 

猫を叱っても家具で爪とぎする理由

つめとぎ器は用意した。

猫もそれを使ってくれる。

でも、壁や家具でも爪とぎをする。

そういう場合はどうしたらよいかわからなくなりますよね。

 

ひとつだけはっきりと言えることがあるとすれば、叱っても無駄だということです。

何度か叱ると飼い主が見ているところではやらなくなります。

しかし、飼い主が目を離した隙に、または外出中に必ず爪とぎをします。

 

これは猫がズルいというわけではありません。

猫は『飼い主がいるところではやってはダメだ』と素直に理解しただけなのです。

 

スポンサーリンク

 

まずは爪とぎ防止シートが貼れないか検討

そんな猫に対抗する方法は、飼い主の工夫しかありません。

爪とぎをしてほしくない場所では爪とぎができないような工夫を考えましょう。

場所によっては『爪とぎ防止シート』を貼ることができますので、まずはそれを検討しましょう。

 

 

爪とぎ防止シートを貼れない場所は工夫が必要です。

 

爪とぎ防止シートが貼れない場合はこんな工夫を

麻縄を巻いたキャットタワーで爪とぎをする猫

 

工夫をしないといけないといっても、さほど難しいことではありません。

まずは、つめとぎをしてほしくない壁の前に、何か物を置きましょう

 

私の知人は額縁に入った(ラッセンの)絵を置いていました。(笑)

額縁の表面はツルツルして引っかいても爪が引っかかりませんからね。

 

また、家具であれば、それを押入れにしまうか処分するという方法があります。

カーペットもそうですね。思い切ってどけてしまいましょう。

 

畳で爪とぎをしてしまう場合は、上にパネルを敷いてみるという手があります。

いっそフローリングに替えてしまうという最終手段もあります。

是非、ご検討あれ。

 

家具を移動させられないなら

前項で示したような物理的な手段がとれない場合、根本的に解決する方法があります。

それは、考え方を変えるということです。

どういうことかというと、『この家具は猫の爪とぎも兼ねているのだ』と考えることです。

 

つまり、発想の転換ですね。

 

猫と一緒に暮らしていると、人間だけで暮らしているようにはいきません。

それが猫と共生していくということです。

 

ですので、度量を大きく持ち、『うちには高価な爪とぎ器がある』というくらいに考えるとストレスもたまらなくなります。

その方が、人間も猫も余計なイライラを抱えることなく過ごせるはずです。

 

最後に

具合が悪くなった猫は爪とぎをしません。

ということは、爪とぎをしてるうちは、猫は元気だということでもあります。

 

健康な証拠である爪とぎを、猫がストレスなく続けられるような環境づくりを飼い主さんは心がけてあげてくださいね。

 

sponsored link

コメント

down

コメントする




健康管理・体のこと

夫婦・家族

ライフハック