2024/10/11
カーペットや畳は多くの家庭にあるものですが、意外とちゃんとした清掃方法を知りません。
裏技的な方法も紹介していますので、是非、参考にしてください。
Contents
カーペットに落ちた髪の毛やゴミを取るコツ
カーペットに落ちた髪の毛やゴミは、カーペットの毛先にからみついて、いくら掃除機をかけてもなかなか取れません。
そこで、身近なものでラクラク取るワザをいくつか紹介します。
まず簡単なのが、ゴム手袋か軍手をはめて、ゴミをかきだすようにこすると面白いように取れます。
乾いたスポンジでこするとゴミも髪の毛も吸い付いてきます。
その他にも、亀の子たわしやペットの毛用のブラシでこする、という方法もあります。
カーペットについたシミ取りの基本
カーペットには食べ物のシミがよくつきますよね。
シミはついたら、すぐに取ることが大事です。
まずは3つの基本処置を覚えましょう。
- こぼしたら、まずティッシュで拭き取ります。ポイントはカーペットの繊維の奥まで染み込む前にできるだけ取ってしまうことです。水分はすべてここで取ってしまいましょう。
- 次に、きれいな布に洗剤を含ませてシミを叩き出します。シミを広げないように外側から内側に向けてトントンと叩きます。
- その後、きれいな布に水を含ませてこすったり、叩いたりして洗剤を取ります。最後に乾いた布で水分を拭き取ります。
まずは油性のシミか水性のシミか見極める
上手なシミ取りのコツは、まずシミの種類が何かをつかむことです。
そして、そのシミに適した処理を行なうことです。
それに関しては、水性か油性かで処置の仕方が違ってきます。
時間が経ってしまい、何のシミかわからなくなった場合は、シミの部分に水滴をたらしてみます。
水をはじいたら油性のシミです。
水が滲んだら水性のシミです。
水性のシミはしょう油、ジュース、コーヒー、酒類などです。
これらは時間が早ければ、水だけで落ちます。
油性のシミはチョコレート、バター、油、ラーメン汁、口紅などで、それぞれに合った洗剤や薬剤を使います。
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カーペットにしょう油、コーヒー、ジュースをこぼしたら
ついてすぐなら乾いた布で吸い取り、台所用中性洗剤をつけた布でシミを叩き出した後、水拭きします。
赤ワインやビールをこぼしたら
赤ワインやビールは水性のシミですが、時間が経つとアルコールの臭いがカーペットにしみつくので、厄介です。
これらのシミは水拭きだけではすっきりしません。
そこで、こぼした部分に山盛りの塩を乗せてしばらく置き、塩にワインやビールを染み込ませます。
その後しばらく放置しておき、掃除機で吸い取ればキレイになります。
脂やバター、ケチャップ、マヨネーズをこぼしたら
こぼした部分に小麦粉をふりかけて、乾くまでそのままにしておきます。
小麦粉が脂やバターを吸い取るので、その後は掃除機で吸い取ります。
生卵をこぼしたら
卵の上に、多めの塩をふりかけて10分ほど放置しておきます。
そして、塩が卵の水分を吸い取って固まらせます。
その後、掃除機で塩を吸い取ればきれいに取れます。
カレーをこぼしたら
こぼした部分からカレーの具をヘラなどでかき出して、クエン酸か酢をつけてトントンと叩き出して乾かします。
色素が残っているようでしたら、重曹をかけて、またトントンと叩いてください。
【参考】
チョコレートをこぼしたら
ヘラなどでチョコレートをかき出してこそぎ落とし、洗濯用の中性洗剤を熱湯に溶かして布につけて叩き出します。
その後、ベンジンで拭けばキレイになります。
カーペットに煙草の焼き焦げを作ったら
煙草を吸う人がいる家庭では、よく煙草の焼き焦げをカーペットに作ってしまいますよね。
小さい焼け焦げなら、古くなった歯ブラシでこすって黒くなった部分を取り除きます。
このとき焦げを広げないように注意することが肝心です。
その後、その部分に掃除機をかけることで、目立たなくなります。
大きな焦げは、毛先が焦げている場合はカッターなどで、できるだけ小さく切り取りましょう。
そして同じ生地を、家具の下になって目立たないところから切り取ってボンドで貼り付けて埋めます。
小さな焦げなら同じ色の毛糸を使ってもいいでしょう。
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畳の黄ばみを防ぐコツ
では、次に畳を掃除する方法です。
緑色の新鮮な畳は、い草の香りが爽やかで気持ちがいいですが、時間が経つとどうしても黄ばんでしまいます。
この黄ばみを取るには、ミカンの皮が役に立ちます。
鍋にミカンの皮5枚くらいと1リットルの水を入れて15分くらい煮詰めると、汁が黄色になってきます。
皮を取り出して冷まし、この煮汁を使って雑巾で畳を拭くと、黄ばみを防ぐことができるし、香りも爽やかになります。
黄ばんだ畳の緑色を復活させる方法
洗面器いっぱいのお湯の中に抹茶を二、三杯入れてかき混ぜます。
この汁の中に、雑巾を浸して堅く絞ってから畳を拭きます。
新品同様にはなりませんが、かなり緑色が戻ってきます。
畳の焼け焦げには酢水
畳に煙草の焼け焦げを作ったら、二、三倍に薄めた酢水をつけてこすると、黒こげの部分が脱色できます。
また、オキシドールを塗って脱色しても目立たなくなります。
大きな焼け焦げはスチールウールで黒い焦げを取り除いてから、接着剤でその部分を固めてください。
畳のカビを取るワザ
湿気が多い梅雨の時期などは、畳にもカビが生えてしまうことがあります。
普段から湿気に気をつけていたいものですが、不意にカビが生えてしまうことがあります。
そうなった場合、まずいつもの酢水をボロ布につけてカビを拭き取ってください。
キレイになったら、ドライヤ―を数分当てた乾かすととれます。
畳に重曹はタブー
重曹は掃除の万能選手ですが、天然素材の畳は木製品と同様に重曹を使ってはいけません。
重曹を使うと変色する危険性があるからです。
畳の掃除は、基本的には、から拭きです。
ただし、から拭きでは取り切れない汚れもあります。
その場合は、酢水やお湯を使い、雑巾をかたく絞って使ってください。
水よりお湯を使った方がいいのは、水分の蒸発が早くて乾くからです。
畳の目につまったゴミは
い草の緑色がきれいな畳の部屋は、落ち着いて癒されるものですが、畳の部屋は意外とゴミが取りにくいですよね。
い草の目にゴミが入り込んでしまい、掃除機をかけても取れません。
そこで、こんなときは畳の目に入り込んだゴミの上に塩を多めにまきます。
そして、塩にゴミを吸い取らせましょう。
その後、掃除機で塩を取れば、すっかりゴミが取れます。
畳にジュースや醤油をこぼしたら
ジュースや醤油をこぼしたら、その部分に小麦粉をかけてください。
そして水分を吸わせ、ジュースや醤油を固めてしまいます。
その後、かたまったものを歯ブラシでこそぎ出して取れば、すっかりきれいに取れます。
まとめ
カーペットや畳は、汚してしまったらきれいにするのに少し手間がかかります。
この記事を参考にして、掃除してくださいね。
コメント
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