生活の知恵どっとこむ

【掃除の基本⑧】押入れ、障子、ふすまをキレイにする方法

time 2016/12/18

【掃除の基本⑧】押入れ、障子、ふすまをキレイにする方法

 

一軒家であれ、マンションであれ、和室のあるおうちが多いと思います。

その和室に欠かせないのが、押し入れふすま障子、畳ですよね。

これらは正しい方法で掃除しないと、すぐ汚れが目立つようになります。

 

是非、この記事を参考にして、きれいに保ってください。

 

 

畳の掃除についてはコチラをご覧ください。

 

押入れをキレイにするワザ

まずは押入れをきれいに保つ方法です。

 

押入れの湿気を防ぐコツ

押入れには汗を吸い取った布団をしまうことが多いですよね。

常にふすまを閉めているので、湿気が溜まってカビが発生しやすい状況になっています。

湿気がたまらないように、ふすまの両脇は常に開けておきましょう。

空気が通りやすくするためです。

 

ホームセンターやドラッグストアなどでは、湿気取りの専用グッズも売られています

しかし、これを全ての部屋の押入れに備えるには、けっこうなお金がかかりますよね。

 

ですので、家にあるもので、お金をかけずに湿気取りしましょう。

これは簡単です。

 

押入れの中の隙間に、新聞紙を丸めたものをいくつか入れておくだけです。

これが湿気を吸収してくれます。

 

新聞紙は一カ月くらいで湿気るので、新しいものと取り換えるようにしてください。

 

押入れの中の布団

 

重曹で押入れのカビ予防

重曹は、余分な湿気を吸収する働きにも優れています。

押入れのカビ予防に最適です。

市販のお茶の紙パック(紙でできたおちゃの葉や出しを入れて煮出すのに使う袋)の中に重曹の粉を入れて、押入れの中に数個入れておきましょう。

 

 

湿気吸収の働きは2、3ヶ月は持ちます。

効き目がなくなったら重曹を取り換えて、古いものは掃除用に再利用しましょう。

 

スポンサーリンク

 

障子をキレイにするワザ

次に障子の掃除方法です。

 

焼けて黄ばんだ障子を白くするワザ

真っ白な障子を見ていると気分がいいものです。

ところが、障子は年月が経つと、日に焼けてどんどん黄ばんできますよね。

障子の張り替えをすればよいのですが、手間と時間がかかります。

また、業者に頼むとそれなりのお金が必要になってきます。

 

そんなとき、黄ばんだ障子を真っ白にする手軽なワザを試してみてください。

それは大根おろしを使う方法です。

 

大根おろしを作ったときに出る汁を溜めて、キッチンペーパーをひたして絞り、障子を丁寧に拭いてください。

ゴシゴシとこすると障子が破れますので、気をつけてくださいね。

 

障子が乾く頃には、黄ばみが取れてキレイになります。

これは、障子紙に含まれるリグニンという成分が、大根に含まれるジアスターゼに反応して白く変色するからだそうです。

 

障子のある和室

 

障子のホコリを取るコツ

障子の四角い桟(さん)には、ホコリが溜まりやすいですよね。

普通はこれを雑巾などで水拭きします。

しかし、それをやってしまうと障子紙が黒ずんでしまいます。

 

ですので、こういう場合は絵の具の筆や、習字の筆を使いましょう。

筆でやさしく桟をこすれば、ホコリを取ることができます。

 

スポンサーリンク

 

ふすまをキレイにするワザ

では、最後にふすまをキレイにする方法です。

 

ふすまの引手まわりの手垢をきれいにするワザ

最近はビニールクロス製のふすまも、よく見かけるようになりました。

しかし、和室のふすまは依然として紙製が多いようです。

 

紙製のふすまは、洗剤をつけてゴシゴシ拭くというわけにはいきませんよね。

でも、ふすまの引き手の周りは、手垢や汚れがとても目立ちます。

 

手垢落としには消しゴムを使ってください。

ただし汚れがついていないキレイな白い消しゴムに限ります、

汚れた消しゴムですと、逆にその汚れがふすまに移ってしまいますので、気をつけてください。

 

 

ふすま全体の薄汚れを防ぐワザ

小さなシミは、ふすま用の補修の紙でパッチワークのように紙を貼り付けて隠す方法があります。

しかし、これですと、時間が経って汚れが広範囲になると、結局、張り替えるしかなくなります。

 

そうならないために、新しいふすまには最初に防水スプレーを全体にかけておきましょう

こうしておくと、汚れがふすまにつくのを防いでくれます。

 

紙や布などに使うことができる防水スプレーが、ホームセンターやスーパーなどで売られています。

一本あると便利ですよ。

 

襖、押し入れ

 

ふすまの仕切りにたまったゴミを取るワザ

ふすまのしきりには、ゴミやホコリが溜まりやすいですよね。

隅にたまったゴミやふすまの引き戸の下にかたまったゴミは、掃除機でも取りにくくて困ることも多いはずです。

 

そういうときは、輪ゴムを一、二本仕切りの溝に置いて、その上に引き戸を何度か滑らせてください

 

すると、溝の隅に溜まったゴミ、引き戸の下のゴミも面白いように輪ゴムにからまってとることができます。

 

ふすまの引き戸の滑りをよくするワザ

ふすまの引き戸の滑りが悪いと、開け閉めの度にイライラします。

そこで、滑りが悪いときは、溝のホコリを払ってから、床用ワックスを塗り込んでください

またはロウソクのロウを塗っても効果があります。

 

逆に滑りが良すぎて開け閉めのたびに大きな音がするときは、溝に少量のベビーパウダーをまいてください。

適度にブレーキをかけてくれるはずですよ。

 

 

まとめ

年末には大掃除が控えていますが、普段からこまめに掃除しておくと、年末に慌てなくてすみますよ。

是非、この記事を参考にしてください。

 

sponsored link

コメント

down

コメントする




健康管理・体のこと

夫婦・家族

ライフハック