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覚えておきたい『要注意』の食品添加物 【保存料、人工甘味料、旨味調味料、着色料、発色剤】

time 2016/10/22

覚えておきたい『要注意』の食品添加物 【保存料、人工甘味料、旨味調味料、着色料、発色剤】

 

食品添加物が悪いことはわかっていても、使われているものが多すぎて、

  • どれがダメなのかがわからない
  • 一番体に悪い添加物は何なの?

と疑問に思うかもしれません。

 

そこで今回の記事では数ある食品添加物の中から覚えておきたい要注意のものをピックアップします。

保存料人工甘味料旨味調味料着色料発色剤に分け、特に体に悪影響を及ぼす危険性のあるものを紹介します。

 

これは避けたい! 保存料

 

発酵させた漬物や乾燥させて余計な水分を除いた乾物など昔ながらの保存方法はあります。

しかし、それ以外で長持ちするものには、保存料が加えられています。

 

たとえば、おにぎりです。

自分で作ったものなら、1日も経てば乾燥するなど明らかに変化します。

しかし、保存料を加えてあるものは、時間が経っても見た目があまり変わりません。

これは明らかに不自然ですよね。

 

中でも覚えておくべきは、

  • 発がん性があると言われる安息香酸安息香酸ナトリウム
  • 肝臓、腎臓に悪影響を与える可能性のあるソルビン酸ソルビン酸カリウム

の4種類です。

 

白い砂糖より毒? 人工甘味料

 

ちまたには、糖質ゼロやノンシュガーを謳った商品が数多く出回っています。

「糖質が低い方が健康に良い」と思いがちですが、それは誤りです。

 

砂糖を使っていないのに甘い味がするのは、何らかの調整がされているからです。

その甘みを何でつけているかと言えば、科学的に合成した人工調味料です。

 

これが体にいいわけはありません。

もちろん「甘みがあるのにゼロカロリー」も同じことです。

 

糖分を使わない代わりにカロリーのない化学調味料を使っているだけです。

糖質ゼロやノンシュガーで美味しいものおいしいものにはワケがある、と考えた方がよいでしょう。

 

人工甘味料にも多くの種類がありますが、中でも避けたいのは、

  • アスパルテーム
  • スクラロース
  • アセスルファムカリウム

の3種類です。

 

白砂糖も体によくないのですが、これらが入っているくらいなら白砂糖が使われていた方が、まだ影響が少ないと言えるかもしれません。

 

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中毒性のある 旨味成分

スナック菓子を食べていると、「途中でやめられない」と最後まで食べてしまった経験はありませんか?

それは人口的な旨味成分であるグルタミン酸ナトリウムの仕業です。

 

中毒性があるので、この味に慣れてしまうと、

「旨味がなければおいしくない」

と、味覚が狂わされてしまうのです。

 

これは市販のドレッシングやソース添付されているたれめんつゆ鍋の素など、多数の商品に使われています。

ですので、避けるのはなかなか難しいかもしれません。

 

中毒性を断ち切りたいなら、2、3日だけでもグルタミン酸ナトリウム入りの食品をやめてみることです。

はじめは物足りないと感じても、次第に舌が慣れていきます。

 

ちなみに、もともと味覚が敏感で、いつも健康な食生活を送っているとすぐわかる人もいるようです。

その場合、食品添加物が入ったものを食べると舌がピリッとしびれたり、胃が気持ち悪くなるなどの症状が出ます。

 

見た目でわかる 危険な着色料、発色剤

色のついた錠剤

By: Grace

 

着色料にも色々な種類がありますが、もっともよく使われているのはカラメル色素です。

発がん性があるとも言われていますから避けたいところです。

 

また黄色〇号、赤色〇号など『〇号〇号』と表記されている着色料の原料はコールタールである場合があります。

これも危険です。

 

一見、身体に悪くなさそうなイメージのあるウコン色素も要注意です。

いずれも体内で分解されにくいものですから気をつけましょう。

 

さらに、赤い色をつけるためのコチニール色素は、南米の虫から抽出した色素成分です。

聞いただけで、ちょっとイヤな感じになる方もいらっしゃると思います。

 

ちなみに、色素成分の中で体に害が少ないのは、キャベツ色素とパプリカ色素です。

 

【無添加】を鵜呑みにしない!

バツマークを胸の前で作る男性

 

食品によっては【無添加】を謳っているものもあります。

しかし、残念ながら消費者としてはそれを鵜呑みにするのは避けたいところです。

 

たとえば、『化学調味料無添加』という表記があるとします。

多くの方は「無添加だから大丈夫だ」と思いますよね?

 

でもあくまでも化学“調味料”です。

化学的に作られた保存料や着色料は入っているかもしれません。

 

または【合成着色料不使用】という商品です。

確かに合成したものは使っていませんが、カラメル色素は天然由来の着色料ですから、そこに落とし穴があるわけです。

 

もちろん、『無添加』や『〇〇不使用』という商品には、そうでないものよりは安全や安心に気をつけている商品と評価できます。

ですが、やはりどんな商品でも自分の目できちんとラベルのチェックをすることが大切です。

 

企業によってはホームページで、使用してい添加物についての紹介や説明があることも

食品づくりの理念や姿勢を確認することも、食品選びのポイントです。

 

最後に

一度にすべてを覚えることは難しいかもしれません。

でも、気になったものを一つ一つチェックする癖をつければ、次第に体に良いものと悪いと思われるものの判別がつけられるようになるはずです。

 

少しずつ避けるだけでも、長い目で見たら差が出ます。

意識して気をつけましょう。

 

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