2024/10/11
以前、猫が脱走して家出したときの対処法について説明・紹介しました。
元々、野良猫だった子だけでなく、子猫の頃から完全室内飼いであっても脱走というのはあり得ます。
好奇心の強い子なら尚更ですね。
理由や探し方について詳しくは、こちらの記事に記しました。
しかし、そもそも脱走を防ぐことの方が重要です。
今回はどうすれば脱走を防げるか、可能性を低くできるかについて焦点を絞ってまとめましたのでご覧ください。
猫が家出しない環境を整える
まず、猫が迷子にならないようにする方法を考えましょう。
4階以上のマンションに完全室内飼いが迷子防止には理想的です。
オートロックであれば尚良し、です。
しかし、現実的には猫を飼っている方が全員そこに住むというわけではありません。
またマンション外には出なくても、ベランダを伝って隣の部屋に行くということもありますすよね。
ですので、一軒家や低層階に住んでいる人は普段から戸締りをしっかりしておきましょう。
次の項からはよくある脱走のパターンを2つ上げ、防止策を紹介します。
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玄関のドアに注意
しっかりと戸締りをしていても帰宅の際、玄関を開けるときには気をつけてください。
なぜならば、家に帰ってきた安堵感から警戒が薄れていることが多いからです。
猫は玄関の鍵を開ける音に反応(もしくはドアの前に近づく足音を察知)して、ドアの向こうで待っていることがあります。
毎回待っていないから、と油断していると、あるとき不意に猫が外に飛び出す、ということもありますので気をつけてください。
マンションの低層階や一軒家に住んでいる方は特に気をつけてくださいね。
網戸に用心
意外と盲点なのが網戸です。
網戸程度の重量でしたら猫が自分で開けることができます。
長年飼っている方はご存知でしょうが、猫は引き戸を開けることができます。
(ウチの猫は網戸・襖・押し下げて開けるレバーのついた戸まで開けます、笑)
またそうでなくても、暴れているうちに外れることや、ひどいときには網戸を突き破ることもあります。
こういったときの対策は3つあります。
網戸ロック
まずは網戸ロックをつけて、横にスライドできないようにしておくことが重要です。
こうしておけば、いかに軽い網戸でも、猫が自分で開けることができなくなります。
こんな感じで設置します。
参照:http://item.rakuten.co.jp/fastshipping/4971771110044/
網戸脱走防止フェンス
窓に合わせてフェンスを設置します。
こうやっておけば、網戸が傷まなくなりますし、暴れて体当たりをしても網戸が外れません。
こんな感じで設置します。
参照:https://goo.gl/pRnz4l
網戸自体を補強
フェンスの設置ができない場合はこの方法を採用しましょう。
網戸自体の補強です。
猫の鋭利な詰めでひっかいてもダメージを受けない網戸にすることが可能です。
デメリットとしては、普通の防虫ネットよりも若干、日光が入ってきづらくなることです。
まとめ
各窓の戸締り、玄関からの脱走、そして意外と盲点である網戸からの脱走防止策を紹介しました。
家出・脱走してしまってからでは遅い場合もありますし、探すのは労力と時間がかかります。
まずは家出・脱走をさせないことを最優先に考えて、対策をしておいてください。
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