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猫にブラッシングする効果とおすすめのブラシ、毛の掃除方法

time 2016/12/26

猫にブラッシングする効果とおすすめのブラシ、毛の掃除方法

 

飼い猫にブラッシングをするのは、猫のためでもあり、飼い主のためでもあります

猫にとってはうっとうしい毛玉ができなくなりますし、飼い主にとっては抜け毛のコントロールができるようになります。

 

それ以外にもブラッシングをする理由がありますので、是非この記事を参考にしてください。

 

ブラッシングの効果

ブラッシングには4つの効果があります。

 

抜け毛対策

抜け毛を最小限にするために、先に余分な毛を取り除いておくという考え方です。

 

血行をよくしてくれる

ブラッシングをすることで皮膚のマッサージになり、血行を良くする効果があります。

 

コミュニケーションの一環

猫と飼い主さんのコミュニケーションにもなりますし、オススメですよ。

(どうやっても嫌がる猫もいますが、笑)

 

体に触るので異変にすぐ気づく

ブラッシングをするときには、猫を抱っこし、体を抱える必要がありますよね。

そのときやブラッシングの最中にも体を触るので、もし怪我をしていたり、異変がある場合、飼い主さんはすぐ気づくはずです。

 

実際、我が家でも、頻繁にブラッシングを行なっていたおかげで、皮膚にできたイボ(腫瘍)を発見でき、すぐに除去してもらいました。

(獣医さんによると、そのままにしておくと確率は低いものの悪性になりかねないものだったそうです)

 

ブラッシングされるのを嫌がる猫

 

猫の抜け毛対策

猫の抜け毛対策としては、二つの考え方があります。

 

一つは、抜け落ちた毛をどうやって掃除するか、です。

実際に飼っているとおわかりでしょうが、猫の毛は勝手に抜け落ちます。

ですので、毛は抜けるものだという前提に立って、効率よく掃除する方法を考えておきましょう。

この記事でも下の方で紹介していますから参考にしてください。

 

もう一つは、勝手に抜ける毛を少なくするという方法です。

そのためには、日ごろからブラッシングをしてあげることです。

 

特に換毛期(毛の抜け替わる春秋の時期)には、一日最低でも一回のブラッシングをしてあげましょう。

 

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猫のブラッシング方法

毛の流れに沿って、ゆっくりとブラシを動かしましょう。

 

毛玉がある部分は無理にブラシで取ろうとしないでください。

猫の皮膚は敏感ですので、毛が引っ張られると痛くて暴れます。

嫌がると引っかく猫もいますので、お互いに良くない結果になりますよ。

 

毛玉(もつれた毛)の取り方

毛がゆるく巻き付いてもつれている程度でしたら、手でほぐせばすぐにとれます。

そういう場合は抜けた毛が、まだ生えている毛に絡みついていることが多いようです。

 

しかし、完全に毛玉になっている場合は無理に取ってはいけません。

その部分の少し下をハサミで切って、毛玉を除去してください。

 

長毛種の猫は要注意 春と秋の換毛期

寝ている子猫

 

猫の毛が抜けるのは、春と秋です。

換毛期と言われるのですが、それぞれ夏毛から冬毛、冬毛から夏毛に生え変わります。

 

秋の換毛期には、夏毛から冬毛に代わります。

冬に備えるため、断熱材の役割を果たす綿毛が沢山生えてきます。

 

また、春の換毛期にはふわふわの綿毛がごっそりと抜けて夏毛になります。

ですので、抜け毛の量がかなり多くなりますので、特に長毛種の猫は要注意です。

 

子猫の頃から自分で毛づくろいをする

猫は小さいころから、自分で毛づくろいをします。

これは本能的な行動ですので、誰に教わることもなく始めると思います。

 

しかし、子どもの頃はまだそれほど上手くないので、飼い主さんはブラッシングをしてあげましょう。

子猫のころからブラッシングに慣れさせておくと、大人になってもさほど嫌がらずにブラッシングさせてくれますよ。

 

毎日のブラッシングにおすすめのブラシ

うちでもいくつかブラシを試してみましたが、一番効果があったものを以下に紹介します。

 

おすすめのブラシ、ファーミネーター

特許取得済みのファーミネーター刃が、デリケートな肌を傷つけずに抜け毛を除去してくれますよ。

長毛種用と短毛種用の二通りありますので、飼っている猫に合わせて選んでください。

 

こちらは長毛種用です。

 

 

こちらが短毛種用です。

 

 

グルーミングスプレー(ブラッシングスプレー)は必要か?

ニオイ対策という意味でしたら、必要ないと思います。

というのも、猫は自分でも毛づくろいを頻繁にしますので、ほぼ無臭だからです。

 

そうではなくて、冬場に起こりやすい静電気対策だとしても、個人的にはあまりおすすめしません

 

特に気をつけたいのが、香りのついたスプレー液です。

ネコ科の動物はある種のエッセンシャルオイル(精油)の成分を代謝することができないからです。

ですので、何が入っているかわからないスプレーなどは使わない方が危険です。

 

ブラッシング時に毛玉のようになっているところが気になるようでしたら、その部分を水で少し湿らせて解いてあげるだけで十分だと思います。

 

掃除を楽にするため工夫しよう

キャットタワーで遊ぶ猫

 

知らず知らずのうちに、猫の毛がそこら中に舞い散っているなんてことがないようにこまめに掃除しましょう。

掃除を楽にするための小ワザを紹介します。

 

床に物を置かない

床に物を置いていると掃除がしにくいので、気をつけましょう。

掃除機をかけるにしても、コロコロローラーをかけるにしても邪魔になります。

 

家具と家具の間を離す、もしくはくっつける

家具と家具の間に隙間があると、そこから毛が入り込んでしまいます。

できれば、家具と家具はピタリとくっつけておきましょう。

 

もしくは家庭でお使いの掃除機が入るくらいの広さを空けておきます。

そうすれば掃除が楽になります。

 

カーペットよりフローリング

ご存知の通り、カーペットは毛がつきやすいです。

快適なのはわかりますが、できたらフローリングにしましょう。

 

畳も毛がつきにくいのでいいと思います。

 

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猫の毛を掃除するにはモップ式の科学雑巾とコロコロローラー

猫の毛の掃除には、モップ式の科学雑巾があると便利です。

棚の上や中、テレビ台やラックの掃除にも威力を発揮してくれますよ。

 

 

 

そして、カーペットを敷いているお部屋には粘着式のコロコロローラーです。

気づいたときに、コロコロローラーをかけておけば、猫の毛が絡みついてとれないなんてことにはなりません。

 

 

最後に

ブラッシングは猫にとっても飼い主にとっても良いことだらけです。

特に換毛期には積極的にブラッシングを行なってくださいね。

 

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