2024/10/11

ガンにかかる人は40歳代から増えます。
40歳以上の方は、そろそろ周りの人でガンにかかる人が出てくる頃です。
また、ガン患者の年次推移を見ても、上昇傾向にあります。
長寿の人が増えると、ガンになる人も増えるのは、細胞の遺伝子が写し間違いをする確率が高くなるからです。
厚生労働省 ガン対策について
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001sp25-att/2r9852000001spdf.pdf
Contents
ガンが発生するメカニズム
日本人の二人に一人はかかり、三人に一人が死ぬ
と言われるガン。
簡単に言うと、ガンは細胞分裂のときに遺伝子の写し間違いが起きることが原因です。
とはいえ、それだけで深刻な病気であるガンが発症するわけではありません。
以下の二つの要因が大きく影響していることが近年の研究でわかってきています。
ガンの発生要因①
元々、正常の細胞の中に、
- ガン細胞の増殖を促進させるガン遺伝子
- ガン細胞の増殖を抑制するガン抑制遺伝子
の二つが潜んでいると考えられています。
これに外部の刺激や環境要因が加わり、ガンが発生するということです。
ガンの発生要因②
上記した遺伝子に以下の要因が加わると、ガン発生が促されると考えられています。
発がん物質
化学物質を長期間にわたって摂取することで、ガンが発生しやすいとされています。
それらの化学物質とは
- たばこ
- 食品添加物
- 大気汚染物質
- 排気ガス
のようなものです。
ウイルスや細菌の感染
ガン発生とウイルスや細菌の感染には深い関係があると考えられています。
特に、
- B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスと肝臓ガン
- ヒトパピローマウイルスと子宮頸ガン
- ヘリコバクター、ピロリ菌と胃ガン
などは関わりが深いとされています。
放射線
- 大量の放射線を浴びる
- 少量の放射線を長期的に浴びる
ことが、皮膚ガンや白血病の原因となることが確認されています。
紫外線
紫外線を浴びることが皮膚ガンを誘発すると考えられています。
特に、オゾン層の破壊が確認されたことで、その可能性が高まっていると考えられています。
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ガン予防のための5つの注意点
ご存知のことばかりかもしれませんが、もう一度見直して、気をつけてみてください。
喫煙
喫煙はガンの最大のリスクです。
タバコは200種類以上の発ガン物質を含み、活性酵素を発生させます。
自分の喫煙だけでなく、受動喫煙にも十分に注意してください。
自らの意志で禁煙ができそうにないという場合、医療機関でのカウンセリングや記念補助剤の利用を検討してください。
喫煙は心臓や血管の疾患のリスクも上げますので、気をつけてください。
飲酒
節度ある飲酒を心がけてください。
目安としては、一日当たり
- 日本酒なら一合
- ビールなら大瓶1本
- 焼酎なら1合の2/3
- ウィスキーやブランデーはダブル1杯
- ワインはボトル1/3
程度にとどめましょう。
そして週一日は休肝日を設けてください。
食事
・塩分の摂取は男性1日9g未満、女性7.5g未満に抑えてください。
・野菜や果物不足にならないように注意してください。野菜は1日350g以上取るように心がけてください。
・熱い食べ物、飲み物は食道ガンのリスクになります。
・ハム、ソーセージ、ベーコンなど加工肉や、牛・豚・羊の赤身肉は摂りすぎないようにしましょう。
運動
・日ごろから活発に動くことが予防になります。適度の運動や歩行を心がけてください。
・デスクワークの人は、1日60分程度の歩行と週1回程度の活発な運動(早足60分程度、ジョギング30分程度)が理想的です。
生活習慣
・睡眠を最低7時間はとり、早寝早起きで規則正しい生活を心がけてください。
・ストレスを感じたらすぐに深呼吸するなどして、ストレスを避けましょう
・紫外線はなるべく避けるようにしましょう。
・体型の維持を心がけ、BMI値(※)は中高年男性21~27、中高年女性19~25の範囲内に保つようにしましょう。
太りすぎ、痩せすぎはリスクが高まります。
※BMIは体重(kg)を身長(m)の2乗で割った数値で肥満度を表わします。
感染
・ウィルスや細菌による感染は喫煙に次ぐ大きなリスクなので、発見されたら治療しましょう。
・B型、C型肝炎ウィルスは肝臓がんの、HPV(ヒトパピローマウイルス)は子宮頸がんの原因となります。また、ピロリ菌は胃ガンの原因になります。
ガンのセルフチェック、6部位
日本人がなりやすいガンのうち、6つの部位のガンのセルフチェックを紹介します。
当然ですが、それぞれの癌でチェック項目は変わってきます。
気になる箇所だけでなく、他の部位のチェックもして早期発見に努めてください。
肺ガン
初期症状はほとんど自覚されることがないので、定期的な検診が大事です。
早期発見のために受けるようにしましょう。
- 咳やタンが続く
- 発熱がある
- 息苦しさや胸の痛み
- 声が出しにくい
などの症状がある場合は検査を受けるようにしましょう。
胃ガン
早期の症状は
- 空腹時のゲップ
- 胸やけ
- 上腹部の痛みや違和感
- 慢性的な痛み
- 消化不良
などなので、気になったら早めに検査を受けましょう。
大腸ガン
- 血液が便に交じる
- 便秘
- 下痢
- お腹のハリ
- 排便の残りを感じる
などが続いたら検査を受けてください。
肝臓ガン
- 背中の痛み
- みぞおちあたりの痛みや不快感
- 右肩肩甲骨周辺の痛み
- 上腹部の痛み
- 腹部膨満感
などをチェックしてください。
ウイルス性肝炎(B型・C型)、肝硬変を発症しているとなりやすいようです。
乳ガン
毎月定期的に人口検診が大切です。
- 乳房や脇の下のしこり
- 乳頭をつまみ、分泌物がないか
- 両手を上げ、乳房の形や大きさ、へこみ、ひきつれはない
などをチェックしましょう。
すい臓ガン
初期症状はほとんどありません。
- 腹痛
- 背中の痛み
- 黄疸
- 胃痛
- 糖尿病の悪化
- 白色の便
などの症状がないかをチェックしてください。
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ガン検査、検診のメリットとデメリット
上に挙げた6つのうち、肺ガン、胃ガン、大腸ガン、肝臓ガン、乳ガンの5つの部位の検診は、ガン死亡率を減少させる効果があると国が認めています。
セルフチェックで明らかに気になる点があったら、検査を受けるのも一つの手です。
早期発見、早期治療が最大のメリットです。
しかし、がん検診にはデメリットもあります。
それは
- 100%発見できるわけではない
- 過剰診断(がん検診で疑いがあるとされ、精密検査で違うと診断されることがある)
- 偶発症の誘因(胃の内視鏡検査での出血など)
- がん検診後、疑いありとされた後、精密検査の結果が出るまでの心理的負担
などです。
最後に
基本的には予防の段階で、ガンが発生しないようにし、定期的な検診を受けることで早期発見に努めるということが大事です。
また、セルフチェックで明らかにおかしいと思ったときは、ガン検診のデメリットも勘案した上で、受けてみてください。
繰り返しますが、ガンは早期発見・早期治療が何より重要です。
是非、この記事を定期的にご覧になってセルフチェックに努めてください。
コメント
健康診断などは ほとんど受けた事もないので心配ですが経済的に厳しいので行けません。免許もないので、なってしまったら、仕方ないと持病の時と同じで諦めてます。ただ、長期の入院は高くなるので 長くは入院しません。きちんと保険には加入してないからです。なので、調子悪くても、病院には行かず 家の中にいます。
by メンチカツ 2017年6月8日 6:36 PM
メンチカツさん、コメントありがとうございます。
お体ご自愛くださいね。
行政から補助のある検診もあるようですので、市役所や区役所などに問い合わせてみてください。
by tosaka 2017年6月8日 10:34 PM