2024/10/11
わたしたちに身近な果物の一つ、バナナ。
年中手に入り、安価なのに栄養価も高いとてもすぐれた果物です。
最近ではコンビニエンスストアなどで1本売りのバナナも見かけますが、スーパーや八百屋さんでは房で買うのが普通ですよね。
一人暮らしや毎日食べる習慣がない場合、気づけば黒い斑点が出て、熟しすぎて、一房を食べきることができないことも。
そんな方は保存方法を変えてみてください。
実はバナナ、保存方法によっては長く保管できるんです。
バナナって傷むの早い、なんて思っているあなたの保存方法は間違っているかもしれませんよ。
Contents
バナナを常温で保存する方法
バナナの保存方法として、通常は常温がベストです。
このときのポイントは2つあります。
- 直射日光を避け、風通しのいい場所
- 伏せた向きに置くかバナナスタンドを使う
海外から日本に輸入されるバナナはまだ青い状態で収穫され、収穫後に追熟しながら黄色くなっていきます。
購入したバナナの熟し具合が好みでない場合は、常温で保管し、熟すのを待ちましょう。
エチレンガスを多く発生するリンゴの近くで保管すると追熟が早くなります。
それから夏と冬ではそれぞれ保存方法に注意点があります。
夏の場合
25℃以上になると品質を損ね、痛みやすくなります。
できるだけ涼しいところで保管し、できるだけ早く食べましょう。
冬の場合
13℃以下になると追熟ができないうえに、低温障害で痛みます。リビングなど家の中でも温かい場所での保管がおすすめです。
※常温保存で熟したバナナは冷蔵保存か冷凍保存しましょう。
その方法は次項をご覧ください。
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バナナを冷蔵保存する方法
- 1本1本房から離す
- 1本ずつポリ袋に入れて口をくくり冷蔵庫へ
- なるべく早めに食べる
バナナを冷凍保存する方法
- 皮をむく
- そのままでも、1口サイズでもお好みのサイズにする
- レモン汁にをまぶす ※変色をふせぐため
- ラップに包むかジップロックに入れて冷凍庫へ
- 約1か月保存可能
ですから、常温保存や冷蔵保存のときとは違った食べ方をするとよいでしょう。
以下の3つの食べ方があります。
- 凍ったままのものをアイス感覚で、そのまま食べる
- 凍ったままスムージーやスイーツの材料として使う。
- 凍ったバナナをほぐしてホットミルクと混ぜて飲む
バナナは冷凍することで、こんなメリットも
もともと果物や野菜の中でバツグンのポリフェノール含有量を誇るバナナは、冷凍することでそのポリフェノールの量が2倍になるとも言われています。
ポリフェノールは抗酸化作用、老化防止、動脈硬化防止、がん抑制効果があります。
常温保存で熟したバナナは冷蔵するより、冷凍するほうがおススメですよ。
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バナナの豆知識
せっかくですから、ちょっとした豆知識も仕入れていってください。
バナナの選び方
ヘタ部分に傷がなく、角ばったものより丸みのあるものを選ぶ。
バナナの食べごろ
綺麗な黄色のときよりも、茶色い斑点(シュガースポット)が現れたころが食べごろ。
まとめ
意外と知られているようで知られていない正しいバナナの保存方法。
常温も冷蔵も冷凍も間違いではないけれど、バナナの状態や用途によって適切な方法が変わってくるということです。
バナナ一つでも使い分けて賞味すれば色々楽しめますね。
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