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我が子を虐待しそうになったら 虐待しないための5つの方法

time 2016/06/25

我が子を虐待しそうになったら 虐待しないための5つの方法

 

虐待が始まる原因で多いのが、保護者の育児不安ストレスです。

 

それが解消されない状態が続くと、いつしか『子どもが泣き止まない』、『言うことを聞かない』というキッカケで暴力・暴言・ネグレクト(育児放棄)につながります。

そうなる前に、根本原因である育児不安ストレスを解消しましょう。

 

以下に、その方法を5つ示します。

是非、参考にしてください。

 

児童相談所や市の保健婦さんに相談する

育児不安から虐待につながってしまうことは、とても悲しいことです。

真面目な親御さんほど、『本当にこれでよいのか』や『育児法が間違っているかもしれない』という不安を抱えることが多いからです。

 

そういうときは自分の親や義両親など、育児の経験がある親族の方々に話を聞くとよいでしょう。

しかし、遠くにいるとか心理的に頼れないというときは、児童相談所市の保健婦さんに相談してみましょう。

話を聞いてもらうだけでも少し楽になるはずです。

 

児童相談所や市の保健婦さんの元には、そういう相談が多く寄せられています。

ですから、あなただけがそういうツライ思いをしているのではないとわかることで、少し肩の力が抜けるかもしれません。

 

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アンガーマネージメントを覚える

 

虐待してしまいそうになるときというのは、怒りイライラからそうなってしまうことが多いはずです。

 

アンガーマネージメントとは、アメリカで誕生したもので、怒らないようにするのではなく、「怒りをコントロールする」という考え方のことです。

 

まずやるべきことは、『自分の怒りの傾向を知ること』です。

どういうときに自分は怒りやすいか、イライラしてしまうかを考え、そうなりそうになったときに、立ち止まって考えてください。

 

自分の思い通りにならないときにイライラしやすい人は、「まあ、そんなこともある」とか、「そんな人もいる」と受け流してください。

また、物事はこうあるべきと思いがちで、そうならないときにイライラしがちな人は、「細かいことにとらわれ過ぎない」と自分に言い聞かせてください。

 

忍耐とか我慢するということを続けていると、いつか爆発してしまうかもしれません。

ですから、普段からイライラを溜めないように、アンガーマネージメントをして、ふっと息を抜いてください。

 

自分と赤ちゃんだけの世界に閉じこもるのではなく、周りの人に頼ってみる、甘えてみるのも一つの手ですよ。

ご家族がいればご家族に、ご家族が離れていたり、頼れない場合は前項で紹介したように、児童相談所や市の保健婦さんに頼ってみるのもいいと思います。

 

休めるときにしっかり休んでおく

人間の身体は睡眠をとることで回復します。

回復を司る成長ホルモンが寝ているときに分泌されるからです。

 

成長ホルモンは、寝てから3~4時間後に最も多く分泌されるということがわかってきています。

つまり、夜中の授乳や赤ちゃんの夜泣きで睡眠が細切れになると、心身ともにくたびれてしまうのはこういう原因です。

 

特に育児初期の、赤ちゃんが小さいときは、夜中に何度も起きなければいけません。

そのときは深い眠りに陥るということが難しいかもしれません。

 

ですから、その場合は休める時間を見つけて、短時間でも横になってください

目をつぶって横になり、うつらうつらしているだけでも深い睡眠の70%くらいの効果はあるそうです。

よく、15~20分の昼寝をすると、昼からの生産性が上がると言われるのはこの効果を見込んでのことです。

 

色々と赤ちゃんのためにやってあげたいことはあるでしょうが、自分が体調を崩しては元も子もありません。

昼寝を取り入れるなどして、できる限り体調を整えるようにしてください。

 

【お昼寝用にはコレが便利】

 

他人と比べない

暗いところで泣く女の子

 

意識していないと、たまにやってしまうのが自分やお子さんを、よそ様と比べてしまうことです。

 

聞き分けの良い子、いつもきれいにしているママ友と、自分やお子さんを比べても良いことはありません。
よそはよそ』ですし、そのよそ様も家の中でもずっとニコニコしているというわけではないはずです。

 

また、同じくらいよくないのがSNSで目にする、よその家庭(芸能人含む)の幸せそうな写真を見て、自分と比べることです。

SNSというのは幸せアピールする人たちが一定割合でいます。

もしそういうものを見て自分と比べてしまいそうだなと思ったら、極力目に触れさせないようにしてください。

 

ねたみ、嫉妬を含めた負の感情は、生活していく上で不要なものです。

そういうものを見てイライラしてしまう場合は、できる限り距離をとりましょう。

 

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自分もそうやって成長してきたということを思い出す

 

  • 赤ちゃんやお子さんが言うことを聞かない。
  • 自分が思ったように行動してくれない。

 

育児をしていると、そんな場面に遭遇します。

というより、そんなことばかりのはずです。

 

突き放した言い方になりますが、お子さんは自分ではありません。

一人の人間です。

ですから、自分が考えたように動くと思うこと自体が本来おかしいのです。

 

思ったように行動してくれないときは、自分もそうやって成長してきたことを思い出しましょう。

きっと自分の両親もこういう思いを味わったんだなと思うことができれば、少し心が軽くなるはずです。

 

最後に

気晴らしや自分なりのストレス解消方法を生活に取り入れながら、良い精神状態でお子さんと向き合えるようにしてください。

特に、最初のお子さんで、身近に頼れる親族やお友達がいない場合は、児童相談所や市の保健婦さんに頼ることも考えてみてくださいね。

 

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