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赤ちゃんの高熱が下がらない原因 平熱と病院に行く目安体温と判断基準

time 2016/09/03

赤ちゃんの高熱が下がらない原因 平熱と病院に行く目安体温と判断基準

 

我が子が体調を崩しているのを見ることほど、親としてツライことはありませんよね。

しかし、同時に助けてあげられるのも親しかいません。

この記事では、赤ちゃんが熱を出したとき、どうしたらいいか、病院へ行く目安を紹介しています。

 

赤ちゃんの高熱の原因

赤ちゃんが生後何ヶ月かで、対応が変わってきます

 

生後3ヶ月以内での発熱は、やや危険なことが多いようです。

逆に生後5~6ヶ月経っている場合は、服の着せ過ぎや保温のし過ぎという可能性もありますので、まず体温調節を気にしてください。

 

理由を以下で説明します。

まず、押さえておきたいのは、赤ちゃんは体温の調節機能が未熟なために、急に体温が上がる場合があるということです。

これが服の着せ過ぎや、室温の問題でしたら、服を一枚脱がせたり、エアコンで温度調節することで解決します。

 

また、体内にウィルスや細菌が侵入したときも、赤ちゃんは体温を上げることでウィルスなどから体を守ります。

これは防衛反応ですので、必ずしも体温が上がったらダメということではありません。

 

生後何ヵ月経っているかで対応に違いが

ここで問題なのは、赤ちゃんが生後何ヵ月経っているか、です。

なぜならば、生後6ヶ月頃まではママから受け継いだ免疫物質のおかげで病気になりにくいからです。

 

つまり、生後3、4ヶ月くらいで服や室内温度のせいではなく、発熱している場合、免疫力を超えた強いウイルスや細菌に感染している可能性が高いわけです。

その場合、重症化しやすい他の病気を併発する恐れもあるので、早めに病院で診断してもらうことが大事です。

 

生後6ヶ月ほど経っている場合、体温の上昇は心配しなくてもよいケースが多いようです。

もちろん、このときも服や部屋の温度を調節しながら様子を見て、あまりに熱が下がらなければ受診する方が良いこともあります。

 

その判断基準を次項で紹介します。

 

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病院に行ったほうがいい体温の目安、その他の判断基準

赤ちゃん

 

赤ちゃんの平熱は個人差もありますが、基本的に大人より高く、37度くらいでも問題ない場合もあります。

一般的には37.5度を超えると発熱38.5度以上が高熱といわれてます。

 

では、37.5度を超えたらすぐに病院に行ったほうがいいかといえば、そうではありません。

体温が上昇することは赤ちゃんの成長過程で起きることなので、それほど神経質にならなくても大丈夫です。

 

しかし、体温の上昇と同時に咳や鼻水、鼻詰まり、呼吸の乱れ、ぐったりしているなどの体の異常があれば、早めに病院に行き診断してもらってください。

特に、

  • ぐったりしている
  • 意識がない
  • 呼吸が苦しそう
  • ひきつけがおさまらない

場合は、すぐに病院へ行ってください

 

また、ミルクや母乳を飲まず、数時間おしっこがでない場合なども注意が必要です。

赤ちゃんは脱水症状になりやすいので、この場合も病院で診断してもらいましょう

 

普段から体温がどれくらいか測っておく

普段の体温がどのくらいか把握したうえで、急激に体温が上下するのを2日以上繰り返す場合も病院で診断してもらった方がいいです。

肺炎や気管支炎などの可能性もあるので注意が必要です。

 

経過が大事なので、体温の変化や体調の変化を記録して受診のときに医師に伝えましょう。

体温以外でも普段とちがう機嫌や睡眠、食欲のことなど気になったことがあればメモしておき、それも伝えるとより正確な診断をうけやすくなります。

 

男の子、赤ちゃん

By: Thomas

 

体温が上昇した場合の対処法

大人の場合、解熱薬を飲んで寝ればすぐに良くなることもあります。

 

しかし、赤ちゃんの場合、薬の使用は必ずしも最適な方法とはいえません。

過去に赤ちゃんに薬を与えて、脳炎を発症してしまった事例があるためです。

 

解熱薬は一時的に熱を下げるだけで、病気を治すわけではないので、ぐったりとしていたり、体温の上昇以外に体調が悪そうな場合には、病院に行ったほうが確実です。

 

体調の変化があまりない場合には、正常な防衛反応が働いてるということなので病院へいく必要はありません。

水分補給をしっかりとしてあげて、少し冷たいタオルを首や鼠径部に当ててあげて様子をみましょう。

しかし、赤ちゃんは体温調節がまだ十分に上手くできませんから、冷やし過ぎもよくありません。

具合を確かめながら行ってください。

 

まとめ

最後に、赤ちゃんが発熱したとき病院に連れて行くべきかどうかの判断基準をまとめておきます。

以下に当てはまるときは、すぐに病院へ行ってください。

 

  • 熱が37.5度を超え、咳や鼻水、鼻詰まり、呼吸の乱れ、ぐったりしているなどの体の異常がある場合
  • 熱が37.5度を超え、ミルクや母乳を飲まず、数時間おしっこがでない場合
  • 急激に体温が上下するのを2日以上繰り返す場合(普段から体温を測っておくことが大事!)

 

最後の判断基準をしっかりと見極めるために、普段から体温を測っておき、その他にも気になることがあればメモしておくことが大事になってきますね。

 

熱に限らず、何かあったときのために、赤ちゃんが普段どういう状態で過ごしているかを病院で説明しやすいようにしておくと便利ですよ。

 

 

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