2024/10/11
赤ちゃんの夜泣きで、夜中も心が休まらないというママさんは多いと思います。
あんまり泣いているとかわいそうですし、家族や隣近所に迷惑がかかるんじゃないか心配ですよね。
何よりママさん自身が昼間の育児でお疲れなのに、夜中もゆっくり休めないとなると、疲労も心労もたまります。
ストレスをためることはご自分だけでなく、赤ちゃんにとってもよくないことですから気をつけたいですね。
そんなときに、夜間断乳をしてみると、夜泣きがなくなるかもしれません。
Contents
夜間断乳とは?
夜間断乳とは、読んで字のごとく、夜だけ断乳する(夜はおっぱいをあげない)ことです。
昼間はそれまでと同じく授乳をするのですが、赤ちゃんが寝た後は朝になるまでおっぱいをあげないようにします。
いきなりやめてしまうより、ママさんの身体への負担、それから赤ちゃんの精神的な負担も少なくなるので、卒乳の第一段階として取り入れるママさんもいるようです。
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夜間断乳の効果、メリット
夜間断乳の効果、メリットはいくつかあります。
ママさんも赤ちゃんも夜、ぐっすり眠れるようになる
生後約半年くらいまでの赤ちゃんは消化器が十分に発達していません。
ですから、一度にあまり沢山の母乳を飲むことができません。
一日に5~8回ほどの授乳が必要になります。
それが生後半年を過ぎると、ある程度の量を飲んだり、食べたりすることができるようになります。
そのおかげで、身体面ではぐっすり眠る準備ができます。
しかし、それまで夜中の授乳が当たり前だったわけですから、いきなりなくなると赤ちゃんは不安になります。
その不安から夜泣きにつながるのですが、おっぱいを与えても飲むというよりくわえるだけの赤ちゃんも多いのではないでしょうか。
つまり、それはおっぱいがあることで安心して眠れるということなのです。
その習慣をやめることができれば、おっぱいがなくても朝までぐっすり眠ることができるようになるわけです。
新しい入眠方法を赤ちゃんに教えることができるというわけですね。
ママさんと赤ちゃん双方のストレスを減らす
新しい入眠方法を身に着けることで、赤ちゃんは朝までぐっすり眠れるようになります。
そうすると、ママさんも昼間の育児疲れを癒すことができます。
疲労、睡眠不足からくるストレスはママさんにも赤ちゃんにもよくありません。
ママさんがストレスを受けることによって、母乳が出にくくなったり、詰まりやすくなったりするということもあります。
できるだけしっかりとした睡眠をとるためにも、夜間断乳を取り入れると良いですね。
乳腺炎のリスクを減らす
いきなり授乳をやめてしまう(断乳する)と、乳腺炎になるリスクが高まります。
それまでおっぱいをあげていたため、母乳は同じ量作られます。
いきなりやめると、母乳が乳管内に溜まり、しこりとなります。
そのしこりが乳腺組織を圧迫することで、詰まり、トラブルを起こします。
ですから、卒乳の第一段階として、まず夜だけ授乳をやめるというのも一つの手です。
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虫歯になるリクスを減らす
夜間授乳をした後、すぐに寝てしまい、歯磨きができないと虫歯の原因になります。
これは健診で指導されることがあるのでご存知かもしれません。
母乳そのものではなく、よだれや歯垢、虫歯菌の量が関係しています。
とはいえ、母乳に含まれる乳糖が歯垢に反応すると口内の酸が増え、そのために虫歯になりやすいということは言えそうです。
あまり神経質になりすぎることはありませんが、歯科検診で虫歯菌が多い気をつけるようにと言われたときに、夜間断乳を検討してみるのは一つのタイミングかもしれません。
夜間断乳を始める時期
結論から言うと、早くて生後6ヶ月~7ヶ月くらいです。
この辺は個人差があるので、何とも言えません。
まずは赤ちゃんが夜中にあまり母乳を飲まなくなったタイミングで始めることを考えてください。
とはいえ、必ずしも夜間断乳をそのタイミングで始めなければならないというわけではありません。
ですので、そのタイミングでママさんが始めようと決意するかどうかが大事になってきます。
また、赤ちゃんの性格や環境も考えつつ、始めてください。
他のママさんたちに話を聞いてみると、やはり先ほど述べた通り、卒乳の第一段階として始める方が多かったようです。
ですので、その方たちは一歳前後から始めたそうですよ。
【夜間断乳を始める時期についてはこちらもどうぞ】
【夜間断乳する方法はコチラをどうぞ】