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災害時の非常食:美味しくて長持ちする食料の選び方

time 2024/07/26

災害時の非常食:美味しくて長持ちする食料の選び方

災害はいつ発生するかわかりません。

地震、台風、洪水などの自然災害は私たちの生活を一瞬で変えてしまうことがあります。

そんな時、安心して生活を続けるために備えておきたいのが非常食です。

 

しかし、非常食と言ってもただ長持ちするだけではなく、栄養価が高く美味しいものを選びたいですよね。

ここでは、美味しくて長持ちする非常食の選び方について詳しく解説します。

 

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1. 非常食の基本条件

非常食を選ぶ際には以下の基本条件を考慮することが重要です。

 

a. 長期保存可能

非常食は長期間保存できることが求められます。

一般的に、非常食の保存期間は3~5年が目安とされています。

 

b. 栄養バランス

災害時には栄養不足に陥りやすいため、栄養バランスが取れた食品を選ぶことが大切です。

たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれていることが理想です。

 

c. 美味しさ

意外と大事なのがこの『美味しさ』です。

美味しい非常食は、精神的な安定にもつながります。

災害時にはストレスが増えるため、食事が楽しみの一つとなるよう、美味しさにもこだわりたいところです。

 

d. 調理の手間が少ない

災害時には水や燃料が限られることが多いため、調理の手間が少なく、簡単に食べられるものを選びましょう。

 

2. 美味しくて長持ちする非常食の具体例

ここでは、美味しくて長持ちする非常食の具体例を紹介します。

 

a. レトルト食品

レトルト食品は、調理済みの食材をパウチに密封して加熱殺菌したものです。

保存期間が長く、温めるだけで食べられるため便利です。カレー、シチュー、丼の具など、バリエーションも豊富で美味しいものが多いです。

 

b. フリーズドライ食品

フリーズドライ食品は、食材を急速冷凍し、真空状態で乾燥させたものです。

水を加えるだけで元の食感と味に戻るため、調理が簡単です。

ご飯、お味噌汁、野菜など、さまざまな種類があります。

 

c. 缶詰

缶詰は長期保存が可能で、種類も豊富です。

魚の缶詰(ツナ、サバ、イワシなど)、肉の缶詰(コンビーフ、鶏肉など)、野菜や果物の缶詰があります。開けるだけでそのまま食べられるので便利です。

 

d. パンの缶詰

パンの缶詰は、長期保存が可能で、美味しいパンを楽しむことができます。

種類も豊富で、プレーン、チョコチップ、レーズンなど、好みに合わせて選べます。

 

e. ナッツ類とドライフルーツ

ナッツ類やドライフルーツは、栄養価が高く、長期保存が可能です。

軽量で持ち運びやすく、スナック感覚で食べられるため、非常食として最適です。

 

3. 非常食の選び方のポイント

 

a. 賞味期限を確認する

非常食を購入する際は、賞味期限を必ず確認しましょう。

購入後も定期的にチェックし、期限が近づいたものは早めに消費し、新しいものと入れ替えるようにします。

 

b. 家族の好みに合わせる

非常食は家族全員が美味しく食べられるものを選ぶことが大切です。

家族の好みやアレルギーなどを考慮して選びましょう。

 

c. バリエーションを持たせる

同じ種類の非常食ばかりだと飽きてしまうため、バリエーションを持たせることが重要です。

レトルト食品、フリーズドライ食品、缶詰など、さまざまな種類を揃えましょう。

 

d. 調理器具の準備も忘れずに

非常食を準備するだけでなく、調理に必要な器具や道具も揃えておくことが大切です。

携帯用コンロ、水、鍋、食器類なども一緒に備えておきましょう。

 

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4. 非常食の保管方法

以下、2点に気をつけて保存してください。

 

a. 温度や湿度に注意

非常食は直射日光を避け、涼しく乾燥した場所に保管することが重要です。

温度や湿度が高い場所に保管すると、品質が劣化する可能性があります。

 

b. 容器や収納方法

非常食は、密閉容器や防水バッグに入れて保管すると良いでしょう。

これにより、湿気や虫から守ることができます。

 

5. 災害時に備える心構え

非常食を準備しただけで終わってしまっては、いざというときへの備えができているとは言えません。下記に注意して備えてください。

 

a. 定期的な見直し

非常食は一度揃えたら終わりではなく、定期的に見直すことが大切です。

新しい非常食が発売されたり、家族の好みが変わったりすることもありますので、常に最新の状態を保ちましょう。

 

b. 家族全員での共有

非常食の場所や内容を家族全員で共有することが重要です。

災害時に誰でもすぐに取り出せるようにしておきましょう。

 

c. 非常食を試してみる

実際に非常食を試してみることもおすすめです。

普段から食べ慣れておくことで、災害時にも安心して食べることができます。

 

まとめ

美味しくて長持ちする非常食を選ぶことは、災害時に安心して生活を続けるために非常に重要です。

レトルト食品、フリーズドライ食品、缶詰、パンの缶詰、ナッツ類やドライフルーツなど、さまざまな種類の非常食を揃え、家族全員で共有しましょう。

 

また、定期的な見直しと実際に試してみることも忘れずに行いましょう。

これらのポイントを押さえることで、いざという時に備えた安心感を持つことができます。

 

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