2024/10/11
断捨離は一昨年くらいからブームになり、色々なところで紹介されていますから、どこかで目にしたことがあるはずです。
この記事では、これから断捨離をしようと思っている方、過去に実践したけど失敗した方に向けて、断捨離を行なうときに役立つ心構えを紹介します。
断捨離で最も難しいのは『物に執着している心』を捨てることができるかどうかです。
最初のうちはメンタルブロックがかかって難しいかもしれません。
ですから、次項で照会する『仕分けするときの判断基準』に沿って、ある程度機械的に、必要なものと捨てるものを分けてみてください。
~ 仕分けをするときの判断基準
この項では判断基準となる考え方を紹介します。
Contents
なくしても買い直さないものは捨てる
日常的につかう生活用品、消耗品(たとえばタオルやトイレットペーパー)なんかは、なくしたら買い直しますよね。
それに、仕事で使う携帯電話なども買い直すと思います。
そういう基準で部屋にあるものを仕分けてみましょう。
すると、部屋からなくなっても問題ないものが出てくるはずです。
それらは捨てるリストに入れましょう。
迷ったらゴミ、使わないものはゴミ
迷うということは既に『絶対に必要なもの』というカテゴリーから外れています。
そして、今現在使っていないものは『絶対に必要なもの』ではありませんよね。
判断基準として、少なくとも以前にいつ使ったか思い出せないものは不要なものとして、捨てるリストに入れてください。
『いつか使う』のいつかは来ない
これが最も良くない考え方かもしれません。
『いつか使う』と考えてとっておいたものを使ったことがあるか思い出してみてください。
そのほとんどが使わなかったはずです。
また、使ったものでも別にそのときに新たに買い直せば済むようなものだったのではないでしょうか。
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使えるかではなく『使っているか』
使えそうだなと考えるのも危険かもしれません。
判断基準としては、使えるかどうかではなく、今現在『使っているか』です。
結局、お気に入りの服ばかり着ていませんか
もし、お気に入りの服ばかり着ているなら、それ以外の服は捨てるべきです。
着ていないんですから、それは必要なものではありません。
コレクションしていても、場所をとるだけです。
~ どうしても捨てられないとき
物に愛着が湧くというのは人として間違っているわけではありません。
しかし、そのことで失っているものがあるかもしれないということを考えてみてください。
この項では、どうしても捨てられないときに思い出したい言葉を紹介します。
捨てても思い出は消えない
物を見ることで思い出すこともあるでしょう。
しかし、それは思い出すキッカケとなるだけで、思い出自体は消えていません。
もし、思い出すキッカケとしてだけの存在であるなら写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
その物が残っているより、はるかに省スペースで保管できるはずです。
過去を捨てると未来の場所ができる
断捨離の考え方の中でもとても重要なものです。
物を捨てたことにより、そこに新たに物が入る余地が生まれます。
そのことがあなたをより良い生活に導いてくれるとしたら、スペースを空けない理由がありませんよね。
明日になったら、またゴミが出る
生活していたら必ずゴミが出ます。
それらをいちいち溜め込んでいくと、大変なことになります。
極端な例ですが、ゴミ屋敷の住人のようにはならないようにしましょう。
心の隙間をゴミで埋めてはいけない
少し辛辣な言い方ですが、寂しい心は決して物では埋まりません。
その逆に、物があることで、本当にあなたが必要としていて、心の隙間を埋めてくれるものがやって来れないとしたら損をしています。
服があるから福が来ない、紙があるから神が来ない
これは語呂合わせというか洒落のようなものですが、おまじないとして唱えるとよいかもしれません。
服や紙はかさばってスペースを多くとります。
それらを捨てることで、福や神においでいただきましょう。
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~ それでも、どうしても捨てられないとき
捨てたいし、捨てるリストに入れたいけど、どうしても捨てられない物が出てくると思います。
思い切って捨ててほしいのですが、どうしてもそれができないときはこれを試してください。
その物の写真を撮る
さきほども紹介しましたが、写真を撮ってしまって物自体は捨てるという方法です。
大量に写真を撮って現像しても、アルバムがとるスペースはたかが知れています。
また、デジタルデータとして保管すればそのアルバムすら必要なくなります。
30日間とっておくボックス(スペース)を作る
その箱に入っているものは30日間は保管するというルールを作ってみてください。
そして、30日後にまた精査しなおすというやり方です。
しかし、これは前項までのことをしっかり考えて仕分けリストを作った上での最終手段です。
決して、最初からこれに頼ってはいけません。
~ 物を購入するとき
生活していると、必ず物を購入する場面に出くわします。
そんなときに思い出したい物を購入するときにおける断捨離の考え方です。
迷っているなら今は買わない
本当に欲しいかどうか、一度その欲しいものから離れて冷静に考えてみてください。
離れてみると、実はさほど欲しいものではなかったということも多々あるはずです。
悩む理由が値段なら買う
悩む理由が値段なら買ってください。(もちろん財布と相談の上です)
それはあなたに必要なものです。
しかし、値段以外にも理由がある場合は、どんなにお得なものでも購入するのは控えましょう。
特に気をつけたいのは、『〇%OFF』や『期間限定』という言葉に反応しないことです。
買っても使いそうにないものなら、それはすぐにゴミになります。
最後にまとめ
長くなったのでまとめておきます。
参考にしてください。
- なくしても買い直さないものは捨てる
- 迷ったらゴミ、使わないものはゴミ
- 『いつか使う』のいつかは来ない
- 使えるかではなく『使っているか』
- 結局、お気に入りの服ばかり着ていませんか
- 捨てても思い出は消えない
- 過去を捨てると未来の場所ができる
- 明日になったら、またゴミが出る
- 心の隙間をゴミで埋めてはいけない
- 服があるから福が来ない、紙があるから神が来ない
- その物の写真を撮る
- 30日間とっておくボックス(スペース)を作る
- 迷っているなら今は買わない
- 悩む理由が値段なら買う
これらの考え方を判断基準として、断捨離を実践してみてください。
コメント
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by 瞑想の仕方 瞑想が体に与える良い影響 | 生活の知恵どっとこむ 2017年1月3日 8:07 AM