2024/10/11
赤ちゃんの成長と発達は驚くほど早く、多くの変化が月ごとに見られます。
親として赤ちゃんの成長は喜びでもあり、心配なこともありますよね。
ですので、そのときどきで見守りながら適切なサポートを提供することが大切です。
この記事では、赤ちゃんの月齢ごとの成長ステップと、それぞれのステップに応じたサポート方法について紹介します。
これから出産される方、最近出産した方、パパさんも是非、ご参考にされてください。
※個人差がありますので、必ずしも以下の説明通りにはなりません。あくまで参考までにご覧ください。
Contents
0~3ヶ月:新生児期
成長ステップ
- 生まれたばかりの赤ちゃんは、ほとんどの時間を眠って過ごします。
- 視覚はぼんやりしていますが、30cm程度の距離であれば顔を認識できることがあります。
- 首の筋肉がまだ発達していないため、頭を支える必要があります。
- 手足をバタバタと動かし、基本的な反射動作(モロー反射、吸啜反射など)が見られます。
サポート
- 赤ちゃんの首をしっかり支えて抱き、安心感を与えましょう。
- 赤ちゃんと目を合わせ、優しく話しかけたり微笑んだりして、親子の絆を深めます。
- 短い時間ですが、赤ちゃんをうつ伏せにして首の筋肉を鍛える「タミータイム」(※)を取り入れましょう。
※タミータイムとは、赤ちゃんをうつぶせにして首や背中の筋肉を鍛える運動時間のことです。
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3~6ヶ月:筋肉と感覚の発達
成長ステップ
- 首の筋肉が発達し、頭をしっかりと持ち上げることができるようになります。
- 手を見つめたり、口に持っていったりする動作が増えます。
- 笑顔を見せることが多くなり、声を出して笑うこともあります。
- 手を使っておもちゃを掴んだり、振ったりするようになります。
サポート
- 安全なおもちゃを与えて、手で掴む練習をさせましょう。
- 赤ちゃんが視覚と聴覚を刺激するようなカラフルな絵本や音の出るおもちゃを使いましょう。
- お風呂やオムツ替えの際に、歌を歌ったり、話しかけたりして、親子のコミュニケーションを深めましょう。
6~9ヶ月:移動とコミュニケーションの発達
成長ステップ
- 赤ちゃんは座ることができるようになり、這う動作を始めることがあります。
- 手先の動きがさらに器用になり、物を持ち替えたり、指でつまんだりすることができます。
- 簡単な言葉(「ママ」「パパ」など)を理解し、声を出してコミュニケーションを取るようになります。
- 人見知りを始めることがあり、親や家族に対する愛着が強まります。
サポート
- 安全な環境で赤ちゃんが自由に動けるようにしましょう。這うことができるスペースを確保します。
- 絵本を読み聞かせることで、言葉の発達を促しましょう。
- 赤ちゃんが安心できるよう、抱っこやスキンシップを大切にし、愛情をたっぷり注ぎましょう。
9~12ヶ月:自立への一歩
成長ステップ
- 赤ちゃんはつかまり立ちを始め、歩行の練習をするようになります。
- 指先の動きがさらに器用になり、小さな物をつまむことができるようになります。
- 「いないいないばあ」などの簡単なゲームを楽しむようになります。
- 簡単な指示(「バイバイ」「タッチ」など)を理解し、応じることができます。
サポート
- 赤ちゃんがつかまり立ちできるよう、家具の配置を工夫し、安全な環境を整えましょう。
- 食事の時間には、手づかみ食べをさせることで指先の器用さを養います。
- 赤ちゃんと一緒に簡単なゲームを楽しみ、コミュニケーションの幅を広げましょう。
12~18ヶ月:歩行と自主性の発達
成長ステップ
- 多くの赤ちゃんは1歳頃に初めての一歩を踏み出し、次第に歩けるようになります。
- 言葉の発達が進み、単語を増やし、簡単なフレーズを使うようになります。
- 好奇心が旺盛になり、自分で物を探検したり、操作したりすることが増えます。
- 親の真似をして、簡単な家事や遊びを模倣することが増えます。
サポート
- 歩行の練習を支援するために、赤ちゃんの手を引いて歩かせたり、安全な靴を履かせたりしましょう。
- 赤ちゃんが自分でできることを増やすために、簡単なタスクを与えて成功体験をさせます。
- 言葉の発達を促すために、たくさん話しかけ、絵本の読み聞かせを続けましょう。
まとめ
赤ちゃんの成長と発達は驚くほど早く、多くの変化が見られます。月齢ごとの成長ステップを理解し、適切なサポートを提供することで、赤ちゃんの健やかな成長を助けることができます。
親として、赤ちゃんの成長を見守りながら、愛情とサポートを惜しまずに提供することで、赤ちゃんは安心して成長し、親子の絆も深まるでしょう。