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猫が吐くときに注意すること|様子見と動物病院に相談する目安

2026年7月12日 / 健康と食べ物

猫が吐くと、飼い主としては心配になります。

猫は毛づくろいで飲み込んだ毛を吐くこともあり、たまに吐くこと自体は珍しくありません。ただし、何度も吐く、吐いたあと元気がない、食欲がない、下痢をしている、血が混じっているなどの場合は注意が必要です。

嘔吐には、毛玉、食べすぎ、早食い、フードの変化、ストレスなどが関係することもあります。一方で、誤食、消化器の病気、腎臓や肝臓などの不調、感染症などが隠れていることもあります。

この記事では、猫が吐いたときに確認したいポイント、家庭でできる見守り方、動物病院に相談した方がよい目安を紹介します。

 

まずは吐いた回数と様子を見る

猫が吐いたときは、まず吐いた回数を確認しましょう。

一度だけ吐いて、その後は元気があり、食欲もあり、普段通りに過ごしている場合は、少し様子を見る余地があることもあります。

一方で、短時間に何度も吐く、吐こうとしているのに何も出ない、吐いたあとぐったりしている、食べない、水も飲まないといった場合は注意が必要です。

大切なのは、吐いたことだけを見るのではなく、吐いたあとの猫の状態を見ることです。普段通りに戻っているのか、明らかに様子が違うのかを確認しましょう。

 

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吐いたものを確認する

猫が吐いたときは、可能であれば吐いたものを確認します。

フードがそのまま出ているのか、毛玉が混じっているのか、透明な液体なのか、黄色っぽい液体なのか、血のようなものが混じっていないかを見ておきましょう。

吐いたものの中に、ひも、ビニール、輪ゴム、おもちゃの破片、植物の葉などが混じっている場合は、誤食の可能性があります。

動物病院に相談するときは、吐いたものの状態を伝えられると判断の助けになります。可能であれば写真を撮っておくと説明しやすくなります。

 

毛玉を吐いた場合

猫は毛づくろいで飲み込んだ毛を吐くことがあります。

たまに毛玉を吐き、その後は元気で食欲もあるなら、すぐに大きな問題とは限りません。ただし、頻繁に毛玉を吐く場合や、吐いたあと元気がない場合は注意が必要です。

抜け毛が多い時期や長毛の猫では、ブラッシングで抜け毛を減らすことが役立ちます。毛玉対策用のフードやおやつを使う方法もありますが、まずは猫の全体の様子を見て判断しましょう。

毛玉だと思っていても、実際には別の原因で吐いている場合もあります。回数が増えている、体重が減っている、食欲が落ちている場合は、動物病院へ相談した方が安心です。

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フードをそのまま吐く場合

食べたフードをそのまま吐く場合は、早食いや食べすぎが関係していることがあります。

一度にたくさん食べる猫や、勢いよく食べる猫は、食後すぐに吐いてしまうことがあります。その場合は、一回の食事量を減らして回数を分ける、早食い防止用の食器を使う、フードの粒の大きさを見直すなどの工夫が考えられます。

ただし、毎回のように吐く場合や、食べたあとすぐ吐く状態が続く場合は、単なる早食いとは限りません。

食欲はあるのに吐く、吐いたあとにまた食べたがる、体重が減ってきたといった変化がある場合も、動物病院に相談しましょう。

 

黄色い液体や透明な液体を吐く場合

猫が黄色っぽい液体や透明な液体を吐くことがあります。

黄色っぽい液体は胆汁を含むことがあり、空腹時や胃の不調などで見られることがあります。透明な液体や泡のようなものを吐くこともあります。

一度だけで、その後元気があり、食欲も戻るなら様子を見られる場合もあります。ただし、繰り返す場合、元気がない場合、食欲がない場合は注意が必要です。

液体だけを何度も吐く場合は、体への負担が大きくなります。水分も失われるため、早めに相談した方が安心です。

 

血が混じっている場合は注意する

吐いたものに血が混じっている場合は、注意が必要です。

少量の血が混じる場合でも、口の中、胃、食道などに傷や炎症がある可能性があります。黒っぽいもの、赤いもの、コーヒーかすのように見えるものが混じっている場合も、自己判断で済ませない方がよいです。

吐いたものに血が多く混じっている、何度も吐く、元気がない、ぐったりしている場合は、早めに動物病院へ連絡しましょう。

 

ブラッシングされるのを嫌がる猫

誤食の可能性がある場合

猫が吐いたとき、誤食の可能性がある場合は特に注意が必要です。

ひも、輪ゴム、ビニール袋、薬、観葉植物、おもちゃの破片、食品の包装などを飲み込んだ可能性がある場合は、自己判断で様子を見すぎないようにしましょう。

ひも状のものが口やお尻から見えていても、無理に引っ張ってはいけません。体の中で絡まっている可能性があり、引っ張ることで傷つけることがあります。

何を、いつ、どのくらい飲み込んだ可能性があるのかを確認し、できるだけ早く動物病院へ相談してください。

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吐いたあと元気があるかを見る

猫が吐いたあとに、元気があるかどうかは大切な確認ポイントです。

吐いたあとも普通に歩き、食欲があり、水も飲み、トイレもいつも通りなら、少し様子を見る余地がある場合もあります。

一方で、吐いたあとにぐったりしている、隠れて出てこない、呼んでも反応が弱い、眠ってばかりいる、触られるのを嫌がる場合は、体調不良が隠れている可能性があります。

猫は不調を隠すことがあります。元気がない状態があるなら、早めに相談する方が安心です。

 

食欲と水分を確認する

嘔吐したあと、食欲があるか、水を飲んでいるかも確認しましょう。

吐いたあとにまったく食べない、水も飲まない状態が続く場合は注意が必要です。特に、嘔吐が続いて水分も取れない場合は、脱水の心配があります。

食欲がない、水を飲まない、尿が少ない、何度もトイレに行くのに尿が出ていないように見える場合は、早めに動物病院へ相談してください。

嘔吐だけでなく、食欲、水分、トイレを合わせて見ることが大切です。

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下痢を伴う場合

嘔吐と一緒に下痢がある場合も注意が必要です。

嘔吐と下痢が重なると、水分が失われやすくなります。特に子猫、高齢猫、持病がある猫では、早めに相談した方が安心です。

下痢の回数、便の状態、血が混じっていないか、食欲や元気があるかを確認しましょう。

嘔吐と下痢が複数回続く場合、元気がない場合、食欲がない場合は、動物病院へ連絡してください。

 

トイレの様子も確認する

猫が吐いたときは、トイレの様子も確認します。

尿が出ているか、便が出ているか、何度もトイレに行っていないかを見ておきましょう。

特に、何度もトイレに行くのに尿が出ていない場合は、急いで相談が必要になることがあります。嘔吐とトイレの異変が同時にある場合は、自己判断で様子を見すぎない方がよいです。

毎日のトイレ掃除のときに、尿や便の量を見ておくと、異変に気づきやすくなります。

 

嘔吐があるときは、食欲や水分だけでなく、尿や便の変化も確認しましょう。トイレの異変については「猫のトイレの変化でわかる体調サイン」も参考にしてください。

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子猫や高齢猫が吐く場合

子猫や高齢猫が吐く場合は、成猫より慎重に見た方がよいです。

子猫は体が小さく、嘔吐や食欲不振が続くと体力が落ちやすいです。高齢猫は、体調の変化が隠れていることがあります。

一度だけ吐いて元気がある場合でも、繰り返す、食べない、水を飲まない、ぐったりしている、下痢をしている場合は早めに相談しましょう。

年齢や体力によって、同じ症状でも負担の大きさが変わります。

 

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吐いたときに家庭で確認すること

猫が吐いたときは、次のことを確認します。

これらをメモしておくと、動物病院に相談するときに役立ちます。

 

家庭で無理に吐かせない

猫が何かを飲み込んだかもしれないときでも、家庭で無理に吐かせようとしないでください。

飲み込んだものによっては、吐かせることで危険が増す場合があります。薬や中毒の可能性があるもの、ひも状のもの、とがったものなどは特に注意が必要です。

自己判断で処置をせず、動物病院に相談しましょう。吐いたものや、飲み込んだ可能性のあるものが残っていれば、写真や現物を持っていくと説明しやすくなります。

 

寝ている子猫

こんなときは動物病院へ相談する

次のような場合は、動物病院へ相談してください。

迷う場合は、電話で相談するだけでも判断しやすくなります。自己判断で様子を見すぎないことが大切です。

 

吐く回数が増えている場合も注意する

以前はたまにしか吐かなかった猫が、最近よく吐くようになった場合も注意しましょう。

たとえ一回ずつは軽く見えても、頻度が増えているなら、体調の変化が関係していることがあります。

週に何度も吐く、毎週のように吐く、毛玉だと思っていた嘔吐が増えている、体重が減っている、食欲にムラがあるといった場合は、動物病院で相談した方が安心です。

嘔吐の記録をつけておくと、いつから増えたのか、どんなタイミングで吐くのかがわかりやすくなります。

 

まとめ

猫が吐いたときは、吐いた回数、吐いたもの、吐いたあとの元気、食欲、水分、トイレの様子を確認しましょう。

一度だけ吐いて、その後元気で食欲もあるなら、少し様子を見られる場合もあります。ただし、何度も吐く、元気がない、食欲がない、水を飲まない、下痢がある、血が混じる、誤食の可能性がある場合は、早めに動物病院へ相談してください。

猫の嘔吐は、軽いものから急いで対応が必要なものまで幅があります。いつもの様子と比べながら、気になる変化があれば自己判断で長く様子を見すぎないことが大切です。

 

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