キャットタワーの選び方|高さ・安定感・置き場所のポイント

キャットタワーは、猫が登る、休む、爪とぎをする、部屋を見渡すために役立つ猫用品です。
猫は高い場所を好むことがあります。高い場所にいると、周囲を見渡しやすく、安心して過ごせる猫もいます。また、上下運動ができるため、室内飼いの猫の運動不足対策にもつながります。
ただし、キャットタワーは大きさや高さがある用品です。選び方を間違えると、猫が使わなかったり、ぐらついて危なかったり、部屋に置きにくかったりすることがあります。
この記事では、初めてキャットタワーを選ぶ人に向けて、高さ、安定感、素材、置き場所、年齢別の選び方を紹介します。
Contents
- 1 キャットタワーは猫の運動と安心場所になる
- 2 まずは置き場所を決めてから選ぶ
- 3 安定感を重視して選ぶ
- 4 据え置き型と突っ張り型の違い
- 5 初めてなら低めから中くらいの高さでもよい
- 6 子猫には段差が低いものを選ぶ
- 7 高齢猫には登りやすさを重視する
- 8 大型猫には耐荷重と広さを確認する
- 9 爪とぎ付きなら素材も見る
- 10 布地や素材の手入れしやすさを見る
- 11 ハウスやベッド付きは猫の性格に合わせる
- 12 窓辺に置くと使いやすいことが多い
- 13 エアコンや暖房器具の近くは注意する
- 14 多頭飼いでは広さと逃げ場を考える
- 15 使ってくれないときの工夫
- 16 定期的にゆるみや傷みを確認する
- 17 キャットタワーを選ぶときのチェックポイント
- 18 まとめ
- 19 あわせて読みたい
キャットタワーは猫の運動と安心場所になる
キャットタワーの役割は、単に猫が遊ぶためだけではありません。
室内で暮らす猫は、外を自由に歩く猫に比べると、運動量が少なくなりやすいです。キャットタワーがあると、登る、降りる、飛び移るといった上下運動がしやすくなります。
また、高い場所から部屋を見渡せることは、猫にとって安心につながる場合があります。人の動きや他のペットの様子を少し離れた場所から確認できるため、落ち着きやすい猫もいます。
猫がくつろぐ場所、遊ぶ場所、爪とぎをする場所として使えるのが、キャットタワーの大きな魅力です。
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まずは置き場所を決めてから選ぶ
キャットタワーを選ぶときは、先に置き場所を考えることが大切です。
商品だけを見て選ぶと、届いたあとに「思ったより大きい」「部屋に置くと圧迫感がある」「窓や家具と干渉する」と感じることがあります。
置き場所を決めるときは、次の点を確認しましょう。
床のスペースが十分にあるか
天井の高さに合っているか
窓やカーテンにぶつからないか
エアコンの風が直接当たりすぎないか
人の通り道をふさがないか
倒れたときに危険なものが近くにないか
猫が使いやすい場所であり、飼い主も生活しやすい場所に置くことが大切です。
猫を迎える前の部屋づくり|危険なものと安心できる場所
安定感を重視して選ぶ
キャットタワー選びで特に大切なのは、安定感です。
猫が飛び乗ったり、駆け上がったりすると、タワーには思った以上に力がかかります。ぐらつきやすいものだと、猫が怖がって使わなくなったり、転倒の危険があったりします。
土台が広いもの、重量があるもの、柱が太いもの、全体のバランスがよいものを選ぶと安心です。
大型の猫や活発な猫には、特にしっかりした作りのものが向いています。価格だけで選ぶのではなく、耐荷重やレビュー、構造を確認しましょう。
据え置き型と突っ張り型の違い
キャットタワーには、大きく分けて据え置き型と突っ張り型があります。
据え置き型は、床に置くだけで使えるタイプです。設置しやすく、移動しやすいのが特徴です。初めてキャットタワーを買う人にも扱いやすいタイプです。ただし、高さがあるものは、土台の安定感をしっかり確認する必要があります。
突っ張り型は、床と天井で固定するタイプです。高い位置まで登れるものが多く、省スペースで使える場合があります。一方で、天井の高さに合っていないと設置できなかったり、定期的に緩みを確認する必要があったりします。
賃貸住宅では、天井や床に跡が残らないかも確認しておきましょう。
初めてなら低めから中くらいの高さでもよい
初めてキャットタワーを選ぶ場合、必ずしも高いものを選ぶ必要はありません。
高いタワーは猫にとって魅力的ですが、部屋の広さや猫の年齢、性格によっては使いにくいこともあります。子猫や高齢猫、運動が苦手な猫には、低めから中くらいの高さの方が安心です。
まずは無理なく登れる高さを選び、猫が使う様子を見てから、必要に応じて大きなものを検討してもよいでしょう。
高ければよいのではなく、その猫が安全に登り降りできることが大切です。
子猫には段差が低いものを選ぶ
子猫用にキャットタワーを選ぶ場合は、段差の低さと安全性を重視しましょう。
子猫は活発ですが、体の使い方がまだ安定していません。高い場所から落ちるとけがをすることがあります。
段差が低いもの、足場が広いもの、登り降りしやすいものを選ぶと安心です。最初から天井近くまである高いタワーを使わせるより、低めのタワーやステップから慣らす方がよい場合があります。
また、誤飲しやすい小さな飾りや、取れやすい部品がないかも確認しましょう。
高齢猫には登りやすさを重視する
高齢猫には、無理なく登り降りできるキャットタワーが向いています。
年齢を重ねると、若い頃よりジャンプ力が落ちたり、関節に負担がかかりやすくなったりします。高すぎるタワーや、段差が大きいタワーは使いにくいことがあります。
高齢猫には、低めのタワー、階段やスロープがあるもの、ステップの間隔が狭いもの、休めるスペースが広いものが使いやすいです。
お気に入りの窓辺や寝床の近くに置くと、無理なく使いやすくなります。
大型猫には耐荷重と広さを確認する
体の大きな猫には、耐荷重と足場の広さが重要です。
棚板が小さいと、体がはみ出してくつろぎにくくなります。ハウス部分やベッド部分も、猫の体格に合っていないと使わないことがあります。
大型猫向けには、柱が太く、土台がしっかりしていて、棚板やベッドが大きめのものを選びましょう。
商品説明に耐荷重が書かれている場合は、必ず確認します。多頭飼いで複数の猫が同時に使う場合も、耐荷重に余裕があるものを選ぶと安心です。
爪とぎ付きなら素材も見る
キャットタワーには、柱に爪とぎが付いているものが多くあります。
爪とぎの素材には、麻縄、綿縄、段ボール、布などがあります。一般的には、麻縄タイプは爪が引っかかりやすく、しっかり爪とぎしたい猫に向いています。綿縄は比較的やわらかい手触りのものがあります。
ただし、猫によって好みがあります。すでに猫が好んで使っている爪とぎ素材があるなら、それに近い素材を選ぶと使ってくれる可能性が高くなります。
爪とぎ部分は消耗します。ボロボロになったときに交換できるか、長く使えそうかも確認しておくとよいでしょう。
布地や素材の手入れしやすさを見る
キャットタワーは、猫の毛やほこりがたまりやすい用品です。
布張りのタイプは、猫がくつろぎやすい一方で、抜け毛が付きやすいことがあります。掃除機をかけやすいか、コロコロで毛を取りやすいかを見ておきましょう。
木製タイプは、見た目がすっきりしていて掃除しやすいものがあります。ただし、滑りやすい素材の場合は、猫が登りにくいこともあります。滑り止めマットや布付きステップがあると使いやすくなります。
長く使うものなので、見た目だけでなく掃除のしやすさも大切です。
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ハウスやベッド付きは猫の性格に合わせる
キャットタワーには、隠れ家のようなハウスや、上部にベッドが付いているものがあります。
隠れるのが好きな猫には、ハウス付きが向いています。人目を避けて休める場所があると、落ち着きやすい猫もいます。
一方で、開けた場所で寝るのが好きな猫は、ハウス部分をあまり使わないこともあります。その場合は、広めの棚板やベッドがあるタイプの方が合うかもしれません。
猫の性格を見て、隠れられる場所が必要か、見晴らしのよい場所が必要かを考えましょう。
窓辺に置くと使いやすいことが多い
キャットタワーは、窓辺に置くと猫が使いやすいことがあります。
外の景色を眺めたり、日差しを浴びたりできるため、窓辺は猫にとって楽しい場所になりやすいです。室内飼いの猫にとって、外を眺める時間はよい刺激になることがあります。
ただし、直射日光が強すぎる場所や、夏に暑くなりすぎる場所には注意が必要です。窓の近くに置く場合は、網戸や窓の脱走対策も確認しておきましょう。
窓辺に置くなら、カーテンの開け閉めや掃除の邪魔にならない位置を選ぶことも大切です。
エアコンや暖房器具の近くは注意する
キャットタワーを置く場所を考えるときは、エアコンや暖房器具との位置関係も確認しましょう。
エアコンの風が直接当たり続ける場所は、猫が落ち着きにくいことがあります。冷えすぎたり、乾燥しやすかったりする場合もあります。
暖房器具の近くに置く場合は、やけどや火災の危険がないかを確認します。ストーブの近く、コードが多い場所、倒れやすいものがある場所は避けた方が安心です。
猫が快適に過ごせる場所であり、安全に使える場所を選びましょう。
多頭飼いでは広さと逃げ場を考える
複数の猫がいる家庭では、キャットタワーの広さや配置が大切です。
一つのタワーに複数の猫が集まることもありますが、相性によっては場所の取り合いになることもあります。棚板が複数あるもの、上り下りのルートが複数あるもの、広めのステップがあるものを選ぶと使いやすいです。
また、一匹が上にいて、もう一匹が下でふさぐと、降りにくくなることがあります。逃げ場や別ルートがあると安心です。
多頭飼いでは、キャットタワーを一つだけにせず、窓辺や部屋の別の場所にも休める場所を作るとよいでしょう。
使ってくれないときの工夫
キャットタワーを買っても、すぐに使ってくれないことがあります。
猫は新しいものに警戒することがあります。無理に乗せようとすると、かえって嫌がる場合もあります。まずは部屋に置いて、猫が自分で確認するのを待ちましょう。
使ってほしい場合は、猫が好きな毛布を置く、おもちゃで誘導する、おやつを使って近づけるなど、無理のない方法で慣らします。
設置場所が悪い場合もあります。人の通りが多い場所、音がうるさい場所、猫が普段過ごさない場所に置くと、使いにくいことがあります。しばらく様子を見て、置き場所を変えてみるのもよいでしょう。
定期的にゆるみや傷みを確認する
キャットタワーは、設置したら終わりではありません。
猫が毎日使ううちに、ネジがゆるんだり、爪とぎ部分が傷んだり、布が破れたりすることがあります。ぐらつきが出ると危険なので、定期的に状態を確認しましょう。
特に突っ張り型は、天井との固定がゆるんでいないか確認が必要です。据え置き型でも、柱や棚板の接合部分にゆるみがないか見ておきましょう。
傷みが大きい場合は、部品交換や買い替えを検討します。猫が安全に使える状態を保つことが大切です。
キャットタワーを選ぶときのチェックポイント
キャットタワーを選ぶときは、次の点を確認しておくと失敗しにくくなります。
部屋に置けるサイズか
土台がしっかりしているか
猫の年齢に合った高さか
段差は無理なく登れるか
耐荷重に余裕があるか
爪とぎ素材は猫に合いそうか
掃除しやすい素材か
ハウスやベッドの大きさは十分か
窓や家具との位置関係に問題がないか
定期的に点検しやすい構造か
見た目だけで選ぶのではなく、猫が安全に使えるか、長く使いやすいかを考えて選びましょう。
まとめ
キャットタワーは、猫の運動、休憩、爪とぎ、安心できる場所づくりに役立つ猫用品です。
選ぶときは、高さやデザインだけでなく、安定感、耐荷重、段差、素材、掃除のしやすさ、置き場所を確認しましょう。
子猫や高齢猫には、低めで登りやすいものが向いています。大型猫や多頭飼いでは、耐荷重と広さに余裕があるものを選ぶと安心です。
キャットタワーは、猫にとって部屋の中の大切な居場所になります。猫の年齢、性格、体格、部屋の環境に合ったものを選び、安全に使えるように定期的に点検しましょう。
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