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コーヒーは偏頭痛に効果アリ! 悪化させる場合もあるので要注意

time 2017/08/28

コーヒーは偏頭痛に効果アリ! 悪化させる場合もあるので要注意

 

結論から言うと、コーヒーには偏頭痛を治す効果があります

しかし、それも場合によるので、要注意です。

 

また、コーヒーを飲んだことにより偏頭痛が発生するというケースもあります

 

これらの症状を引き起こすのは、全てコーヒーに含まれるカフェインによるものです。

以下、詳しく説明します。

 

偏頭痛の主な2つの発生原因とカフェインの効果

偏頭痛の発生には主な原因が2つあります。

 

偏頭痛の発生原因① 脳の血管が膨張する

1つ目の発生原因脳の血管が膨張することによって起こるものです。

 

  1. 血管が膨張
  2. 周囲の神経が刺激される
  3. 炎症が発生
  4. 痛みが引き起こされる

というメカニズムです。

 

この場合、カフェインの摂取が効果を発揮します。

カフェインには血管を収縮させる効果があります。

つまり、

  1. (コーヒーを飲むことで)カフェインを摂取
  2. 脳の血管が収縮する
  3. 偏頭痛が軽減される

という一連の流れで偏頭痛が軽減されます。

 

できれば、偏頭痛がきそうな前触れがあったときに、コーヒーを飲むようにしてください。

 

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偏頭痛の発生原因② 緊張型頭痛

2つ目の発生原因は、緊張型頭痛です。

緊張型頭痛はデスクワーカーの方に多い症状です。

 

  1. 首や肩周りの筋肉が(長時間)緊張する
  2. その部分の血流が悪くなる
  3. 乳酸やピルビン酸などの老廃物が溜まる
  4. 老廃物が周囲の神経を刺激する
  5. 頭が締め付けられるような頭痛が発生

というメカニズムです。

 

この場合、コーヒーを飲むことでカフェインを摂取すると、血管が収縮して血流がさらに悪くなります

よって、緊張型頭痛の場合は症状を悪化させますので、カフェイン摂取を控えてください。

 

偏頭痛の発生原因2つのタイプの判別方法

 

上記2つのタイプの偏頭痛をどう判別するかというと、

  • ひどい肩こり
  • 首や背中の張り

を感じた場合、それは緊張型頭痛です。

 

その場合はコーヒーを飲むのを控えてください。

 

緊張型頭痛への対策は

  • 入浴(湯船に浸かる)
  • 軽い運動やストレッチをする

などです。

 

血流をよくすることで、改善されるはずです。

 

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カフェインの過剰摂取は頭痛を引き起こすことも

 

気をつけたいのはカフェインの過剰摂取です。

 

前述した通り、カフェインには血管収縮作用があります。

そのせいで、身体が慢性的にカフェイン中毒状態になると、常に血管収縮が起こった状態になります。

 

しかし、そのカフェインが抜けたとき、血管が本来の大きさに戻ろうとします。

その作用で血管が周囲の神経を圧迫し、偏頭痛が発生することになります。

 

コーヒーの適正量とは

では、カフェインの過剰摂取にならない程度はどれくらいかというと、

成人男性で一日にマグカップ3杯くらいが適量です。

眠気覚ましに、ちょっと気分を変えたいとき、リラックスしたいときにコーヒーはてきめんの効果をはっきしてくれます。

とはいえ、過剰摂取は健康を害することになりますから要注意ですね。

 

 

頭痛以外のカフェイン過剰摂取による3つのデメリット

頭痛以外にもカフェイン過剰摂取のデメリットがあります。

  1. カフェインが胃液の分泌を促すため、過剰摂取すると胃が荒れて胃痛の原因に
  2. ミネラルや鉄分吸収を妨げるため、貧血や栄養不足の原因に
  3. 覚醒作用があるため、自律神経を乱す原因に

 

何事もそうですが、必要以上の摂取は良いものでも悪影響があるということですね。

カフェインには軽い中毒性がありますので、くれぐれも摂取しすぎには気をつけてくださいね。

 

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